舞台「昆虫戦士コンチュウジャー(紀伊國屋ホール 脚本・演出 モラル)」を 観て来ましたよ 2016/6/11
花まる学習会王子小劇場芸術監督北川大輔さんの絶賛メッセージを目撃しました。
紀伊國屋ホールで、コンチュウジャー観劇だん!!すごいすごいすごいすごい面白かったよ!!!もうむちゃくちゃ面白かったよ!!!僕の好きなモラル君がギュギュっと詰まってました!大人が全力でくだらねえを体現しててサイコーでした!是非是非! pic.twitter.com/69jX7OIf4r
— 北川大輔 (@kitagawadaisuke) 2016年6月10日
「これはいかなくちゃ」と思って、「犬と串」主宰、脚本家、演出家、花まる学習会王子小劇場STAFF、ドリームプラス所属のモラルさんが脚本・演出をしている「昆虫戦士コンチュウジャー」を紀伊国屋ホールで観て来ました。
大人が全力でくだらないことをすると、涙が出てくるんですね。この話どうなっちゃんだろうと思ってしまったのですが、ちゃんと丁寧に物語が描かれていて、数多くの面白ポイントがちりばめられています。
そもそも「おじさんが主人公の舞台を作りましょう!」ということが打ち合わせで決まって数日後に「昆虫戦士コンチュウジャー」というアイデアを出してくるモラルさんって凄いです。どういう風に思考を巡らせたら、昆虫戦士がでてくるのか、今度聞いてみたいです。トンボが不完全変態で、一人だけ蛹になることなく歳をとってしまったという設定を思いつくのも凄いけど、そのアイデアを本気で舞台に仕上げる力に脱帽です。
そして、モト冬樹さんが凄いです。いい感じの脱力した演技が、まさに中年戦士でした。戦わない強さって、あるなあってしみじみ感じました。
帰りの電車の中で2枚のポスターを思い出しました。
2011年度新聞広告クリエーティブコンテスト優秀賞
優秀賞 「きび団子のため、だけじゃない。」
2013年度新聞広告クリエーティブコンテスト優秀賞
「めでたし、めでたし?」
「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」
幸せってなんだろう。正義って何だろう。
僕は子供の頃に、グッチ裕三さんとウガンダさんと一緒に活動されていたコミックバンド「ビジーフォー」が好きでした。憧れの方を直接、観ることができて嬉しかったです。最後のライブでのギター凄かった。
舞台「昆虫戦士コンチュウジャー」は明日6月12日(日)14:00が最終回です。当日券は13:00から発売されると思います。新宿三丁目の紀伊國屋書店4回の紀伊國屋ホールの入口に少し余裕をもってスタンバイすれば行けると思います。
<公演名>
「昆虫戦士コンチュウジャー」
<会場>
紀伊國屋ホール
<脚本・演出>
モラル(劇団犬と串)
<音楽>
平牧仁
<出演>
モト冬樹 馬場良馬 斉藤秀翼 伊勢大貴 須藤茉麻 / 山本一慶 板倉武志(犬と串)満間昂平(犬と串) 萩原達郎(犬と串)堀雄貴(犬と串) 藤澤希未 大橋純七(犬と串)堀口留依(犬と串)/小林春世(キャラメルボックス)小坂涼太郎 安川純平 奥田努(Studio Life)
演劇って面白いですね。