「最後の楽園」(作・演出 守利郁弥)の稽古を見学しました。
赤羽十色庵にて8/23日(火)〜28日(日)に上演される「Dr.MaDBOY×劇団晴天のサマーバケーション」の「最後の楽園」(作・演出 守利郁弥)の稽古を見学してきました。前回の映画館での映画と演劇のコラボレーションがとても素晴しかったので、今回の舞台も楽しみにしていたのですが、守利さんが「見学者募集のおしらせ」とつぶやいていました。
【見学者募集のおしらせ】
— もうりふみや「Dr.MaDBOY」 (@THEE_snaf) 2016年8月12日
今回のお芝居「最後の楽園」では、4人芝居を4人でつくるというけっこうな創作をしています。欲しいのは客観的な目です。もしお時間を余らせている方がおりましたら、是非遊びに来て頂きたく思います。お問い合わせは守利まで...!
これは気になる、ということで「最後の楽園」(作・演出 守利郁弥)の稽古を見学してきました。先日、ご紹介した観劇のヒントを実践すると、こういう機会の情報を入手することができますよ。ぜひお試しください。
【観劇のヒント】演劇を観に行くときは、早めに予約をして、関係者のTwitterをフォローする。段々と、本番に向けて仕上がっていく感じが楽しいですよ。予約した時のメールに関係者のTwitterリストが送られてきたら便利だなあと思います。
— 佐藤孝治 ジョブウェブ会長 (@kojisato515) 2016年8月13日
さて、仙川で行われていた稽古は、1つのシーンを丁寧に丁寧に創り込んで行く稽古でした。とても真剣に、かつ、楽しく稽古が行われていました。
台本としては1ページほどのシーンを繰り返し繰り返しやります。セリフの間の取り方を変えて行きます。面白い間になって行くのかを確認していきます。確かに面白くなって行きます。守利さん細かく役者に指示をして、実際にやってみて、確認をしていきます。セリフの言い方で、台本の面白みが爆発して行くさまを目撃しました。
宮井浩行(劇団喫茶なごみ)さんのセリフの言い方で面白さが倍増します
『Dr.MaDBOYと劇団晴天のサマーバケーション』大石チームに出演予定の吉牟田大幹さんが稽古に来てサポートをされていました。台本を追いかけて、違ったところを、フォローするという役割をさらっとやっていました。
「どういう心持ちでいるの?」と守利さんが役者に確認して、セリフの言い方を調整していきます。セリフが調整できると、動きを変えて行きます。賑やかな感じを出すために、中心のものを軸に対角線上に動くように指示が出されて、やってみます。たしかに、賑やかになっていきます。お芝居ってこうやって創って行くんですね。
演出しながら自分の芝居をする守利郁弥さん(手前)と間田月一さん(奥)
「最後の楽園」作・演出 守利郁弥(Dr.MadBOY)
−あらすじ
待望の夏、到来。
齢は20を過ぎ、朝一のプール、真夜中のクワガタも思い出のあとさき
だがぼくたちは諦めない。残りの自由を振り絞り
海の向こうに思いを馳せる…
ひとりは「パリ」へ
ひとりは「メキシコ」へ
ひとりは旅に出た兄が向かう「最後の楽園」へ
小さな部屋で企てる、列島からの脱出計画。
最後の夏休み、ぼくたちはどこへ行くのか。
−キャスト
稽古場見学面白かったです。お勧めです。
【見学者募集のおしらせ】
— もうりふみや「Dr.MaDBOY」 (@THEE_snaf) 2016年8月12日
今回のお芝居「最後の楽園」では、4人芝居を4人でつくるというけっこうな創作をしています。欲しいのは客観的な目です。もしお時間を余らせている方がおりましたら、是非遊びに来て頂きたく思います。お問い合わせは守利まで...!
いま、基本的に毎日仙川で稽古をしているそうです。
19日からは王子スタジオで稽古だそうです。演劇を創作する過程を見学する人を募集しています。興味がある方は、Twitterで守利郁弥さんをフォローしてメッセージを送ってみてください。演劇とこういう関わり方っていいですね。
いまから本番が楽しみです。私は8/28(日) 14:00に行きます。
『Dr.MaDBOYと劇団晴天のサマーバケーション』
ご予約はこちらからどうぞ:
Dr.MaDBOYと劇団晴天のサマーバケーション 予約フォーム
ちなみに、稽古に組体操が取り入れられていました。組体操の動画をブログで公開しました。あわせてご覧下さい。