劇団壱劇屋の東京公演「SQUARE AREA」
明日の4月10日の日曜日のオススメの過ごし方をご紹介します。演劇が好きな方も、観たことがない人もこの通りに過ごしたら間違いなくいい一日だったと思って頂く自信があります。ぜひ、お試しください。それでは早速ご紹介します。
まず、朝起きたら、王子小劇場へ向かいましょう。
この作品はCoRich舞台芸術まつり!2016春 最終審査進出作品で、四面舞台で展開される世にも奇妙なエンターテイメントです。「海外からやって来たパフォーマンス集団」+「関西のお笑いコント集団」という感じで、何かすごいものを目撃した感に包まれるはずです。四角の視覚、刺客の死角。クラブ仕様の音圧と光のシャワー。真ん中の舞台を取り囲んで客席。客席に役者が座るので四方の真ん中の2つの席の隣が特等席です。むちゃくちゃ近い距離で、演劇とパントマイムとダンスを目撃できます。ちなみに今、CoRich舞台芸術!ランキング1位です。
12時頃公演が終わったら、JRで王子駅から赤羽駅に2駅移動して、鯉とうなぎのまるます家 総本店で、鯉の生刺しとうなぎの兜焼きを食べましょう。ランチセットにできます。何を頼んでも美味しいです。
吉祥寺シアターで16時から劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』を観ましょう。劇団壱劇屋の東京公演「SQUARE AREA」のステージゲストとして登場した北川大輔さん作・演出の舞台です。完全に真裏でやっている劇団カムヰヤッセン主宰の北川大輔さんにゲスト出演を依頼する劇団壱劇屋が凄いと思いますが、そのオファーを受ける北川大輔さんもロックだと思います。
この作品は公益財団法人 武蔵野文化事業団 提携公演、CoRich舞台芸術まつり!2016春 最終審査進出作品、平成28年度芸術文化振興基金 助成事業、ということで、いろいろとお墨付きです。Facebookタイムラインから届く北川さんのメッセージを見ていたら、これは観に行かなくてはと思いました。
「どうか、どうか、どうか、御照覧賜りたい。あなたにみてもらって、演劇が何かをあなたにできますよう、一生懸命作っています。
私の今日と、あなたのあしたを信じることができる演目になりそうです。」
「稽古しています。ようやく輪郭が見えてきました。7年前の俺、よくこんな作品を作ったもんだ。」
「いつだって最高傑作は次回作 ちょっと有名なフレーズ過ぎたかな。僕の言葉じゃないです。チャップリンの言葉です。おこがましいにもほどがありますが、拝借しました。」
「死にもの狂ってますなう。」
「万人受けする芝居かと問われたら、そうは作ってないけれど、丹精込めて作りました。お時間許せば是非とも。」「作った。残り3日、演出家が出来る最後の仕事。劇場と格闘してきます。是非目撃してください。」
私は4月6日に観てきました。宇宙人と地球人の共存と共生のお話でした。地球人と地球人もうまく共生できてないですね。実は家族のお話でした。泣きました。シンブルな美術の舞台なのですが、いろいろと変化していくのが良かったです。脚本・演出の北川大輔さんは王子小劇場の芸術監督をされていまして、とても身近な人なんですが、改めてスゴいなあと思いました。明日の公演まだ席が手に入ります。演劇を初めて見る方にもお勧めです。
ということで、4月10日(日)の過ごし方をまとめます。それぞれに席が埋まってしまうのが心配なので、サイトから予約をしておきましょう。
10:30 劇団壱劇屋 東京公演「SQUARE AREA」を王子小劇場で見る。
12:30 赤羽まるますでランチ
16:00 カムヰヤッセン『レドモン』を吉祥寺シアターで見る。
本日4月9日に王子小劇場が6月1日から新しい名称に変わりますというお知らせを発表したのですが、今日も明日も王子小劇場界隈がホットです。以上、明日の日曜日(4月10日)のオススメの過ごし方でした。