【芝居】冗談だからね。プロデュース 前川麻子×冗談だからね。『飛ばない教室 または、わたしのいないその場所』2017.1.20(金)東中野RAFT
はじめて安保泰我くんを見たのは去年の夏の花まる学習会王子小劇場のサマースクールでした。すごい存在感がありました。「安保くんって声が柿喰う客の中屋敷法仁さんに似ているね」と話したことを覚えています。まっすぐに未来を見据えているように感じました。
さて、今回のお芝居は高校生演劇を頑張る若者たちの青春群像劇でした。まさに高校生劇団冗談だからね。のメンバーの日常生活を見ている感覚のお芝居でした。全6回のワークショップを開催した後に、前川麻子さんが年末年始に脚本を書き上げた作品だという話を聞きました。なぜ、ここまでリアルなエピソードやセリフが飛び出してくるのだろうかということが、不思議だったのですが、リアルな描写の秘密はそこにあるんですね。
「これから社会に出ている若者には、絶望という名の希望しかない」
「これから俺の人生どうなっちゃうんだろうなあ」
というセリフが心に残りました。
高校生劇団を卒業して、これからいよいよ行くぜ!という宣言を聞いて、次の公演「冗談だからね。③『青春の延長戦』作・演出 安保 泰我 2017年3月22日(水)-26日(日) 於:花まる学習会 王子小劇場」への気合いを感じました。しかし、前売り売り切れってすごいなあ。「冗談だからね。」と言っておきながら、彼らは本気でやっているんだよね。本当は「本気だからね。」なんだよね。
冗談だからね。プロデュース 前川麻子×冗談だからね。『飛ばない教室 または、わたしのいないその場所』2017.1.20(金)東中野RAFT
作・演出:前川 麻子
【キャスト】
高村 楓
津嘉山 珠英
安保 泰我
(以上、冗談だからね。)
小島 あすみ
七戸 和也(劇団コギト)
鈴木茉唯
大柿 友哉(害獣芝居)
【スタッフ】
演出助手:小形 知巳 補佐:安保 泰我
舞台監督:冨澤 力 補佐:河原塚 剛
照明:神保 正則
音響:平田 悠一
チラシイラスト:山口 綾子 デザイン:成田 生
協力:高橋 和博 渡辺 禎史
企画・制作:冗談だからね。
【タイムテーブル】
20日(金)19:30
21日(土)14:00/18:00
22日(日)14:00/18:00
【上演時間】80分(予定)
【芝居】(劇)ヤリナゲ第9回公演『モニカの話』2017.1.19(木)STスポット
Mrs.fictions『15 Minutes Made Volume15』で (劇)ヤリナゲのお芝居をみて、ロビーに出たらチケットを販売していた。とても好きだったので、その場でチケットを買った。一緒に観劇をしたこれから役者を目指すという吉永仁さんも同じ日のチケットを買いました。時間堂最終公演『ローザ』12月29日16時のアフタートークで越寛生さんが「ホラーの話です」と一生懸命宣伝をしていて、さらに期待値が増しました。ということで、とてもワクワクしながらSTスポットに到着。
STスポットの空間がそのまま大学の教室になっていました。これが、かなりリアルな感じで、教室にいる感じがしました。お話は、演劇の稽古をしていたら、お化けが出て色々と大変だというものなんですが、結構怖かったです。このお芝居をしていたら、何か霊的なものを惹きつけてしまって、何か本当に起こってしまうのではないだろうかと思うほどでした。とてもナチュラルなお芝居で、稽古場にお邪魔して、見ている感じでした。このお芝居の中で稽古している芝居が超演劇っぽくやっているので、ベースのお芝居の自然さが際立ってました。途中から「これはどうなってお話が終わるんだろう」と気になっていましたが、なるほど、そうやって終わりましたか。それから、浅見臣樹さんの適当に話を聞いているふりして流している感じの芝居がツボです。面白かったです。
(劇)ヤリナゲ第9回公演『モニカの話』2017.1.19(木)STスポット
「K大学の演劇サークル。大学本館で稽古をしている。この施設の地下には戦時中の実験施設が残っているらしい。モニカという女性が人体実験を受けたという。夜になると 地下からモニカの声が聞こえる。」
作・演出:越寛生
出演:
浅見臣樹((劇)ヤリナゲ)
伊岡森愛(重惑[omowaku])
Q本かよ(劇団レトルト内閣)
澤原剛生
田中健介(しあわせ学級崩壊/演劇集団宇宙の喜び)
中村あさき((劇)ヤリナゲ)
舞台監督:鈴木沙織
照明:小澤健雄
照明操作:磯山茜
衣装:Q本かよ(劇団レトルト内閣)
演出助手:古田希美恵
制作:飯塚なな子
宣伝美術・写真:細谷修三
協力:
演劇集団宇宙の喜び
重惑[omowaku]
しあわせ学級崩壊
劇団レトルト内閣
タイムテーブル:
1月18日(水)19:30
1月19日(木)15.00/19:30
1月20日(金)19:30
1月21日(土)15:00/19:30
1月22日(日)13:00/17:00
花まる学習会王子小劇場2017年新年会(同時開催/「佐藤佐吉賞2016」各賞発表・受賞式)2017.1.16(月)18:30
花まる学習会王子小劇場2017年新年会がありました。
花まる学習会王子小劇場に関わっていただいている演劇関係者が集いました。私は21時過ぎから参加したのですが、ちょうど、最優秀作品賞、あやめ十八番の「雑種 花月夜」の発表が行われていました。会場は熱気包まれていました。
2016年の一年間に花まる学習会王子小劇場で上演された作品に出ていた役者さんを会場内で見かけると、その時のお芝居の記憶が蘇ってきます。
「佐藤佐吉賞2016」の発表がありました。
生中継された動画がアーカイブされています。
花まる学習会王子小劇場2017年新年会の中で、佐藤佐吉賞の発表がありました。佐藤佐吉賞は花まる学習会王子小劇場で、一年間に上演されたすべての公演を対象に、優れた作品・戯曲・演出などの各部門を表彰するものです。最優秀作品賞は、あやめ十八番の「雑種 花月夜」でした。おめでとうございます。
最優秀作品賞・・・「雑種 花月夜」(あやめ十八番)
最優秀脚本賞・・・中嶋康太「上手も下手もないけれど」(Mrs.fictions)
最優秀演出賞・・・トクナガヒデカツ「神芝居~アリス・イン・ギガニッポンノワンダーランド~」(X-QUEST)
最優秀舞台美術賞・・・鎌田朋子/「線と油絵具」(LiveUpCapsules)
最優秀照明賞・・・加藤直子(DASH COMPANY)/「苔生す箱舟」(万博設計)
最優秀音響賞・・・谷井貞仁(ステージオフィス)/「怒りは理由。悲しみはYES!」(劇想からまわりえっちゃん)
最優秀衣装賞・・・茂原里華/「隣の芝生の気も知らないで」(カミグセ)
最優秀宣伝美術賞・・・「ミセスフィクションズのまんがまつり」(Mrs.fictions)
最優秀主演男優賞・・・宮原将護(大人の麦茶)/「線と油絵具」(LiveUpCapsules)
最優秀主演女優賞・・・渡邉とかげ(クロムモリブデン)/「つきまとう教室」(深夜ガタンゴトン)
最優秀助演男優賞・・・井上裕朗/「演劇」(DULL-COLOREDPOP)
最優秀助演女優賞・・・井上啓子/「雑種 花月夜」(あやめ十八番)
特別賞・・・登紀子(アイビス・プラネット)、ポールダンサー
佐藤佐吉賞2016
http://www.en-geki.com/project/sakichisyou/2016.html
【芝居】深夜ガタンゴトン「ぬるい体はかたくなる」2017.1.5[木]花まる学習会王子小劇場
花まる学習会王子小劇場の2017年の最初の作品は、深夜ガタンゴトン「ぬるい体はかたくなる」。病院の霊安室が舞台の「俺を認めろ!」というリビドーと「覚悟を決める」という決意の物語でした。
この作品を創った裕本恭さんの気合いが物凄かったので、どんな作品なのか注目していました。ロビーでお話ができたので、写真撮らせてもらいました。
6人の演劇人からビンタをもらうという企画を通じて自分の決意を固めていったのでしょう。今村さん(Mrs.fictions)、武子さん(クロムモリブデン)、榊さん(アマヤドリ)、つくにさん(カミグセ)、飯田さん(スパイスガーデン)、モラルさん(犬と串)からの闘魂注入の動画を観ていて、期待値が増していきました。
さて、観劇してどうだったのか。
脚本・演出の裕本恭さんが実際に霊安室で働いていたので、いろいろとリアルだった。リアルな感じをベースに演劇的なものが突然出てきて、ふと演劇観ているんだなあと思ったりしました。この辺りのバランス僕は好きです。そして、役者さんが自然体でリアルだった。それぞれに味のある役者さんですね。照明で「あれ」を「ああやって」表現するのかというのにもびっくり。
とにかく、裕本恭の魂の叫びに満ち溢れた舞台でした。
裕本恭さんの「覚悟を決める」という決意によって引き寄せるかのように、深夜ガタンゴトンが昨年上演した「つきまとう教室」が佐藤佐吉賞で主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、照明賞の4部門でノミネートされました。(佐藤佐吉賞2016ノミネート発表!)
2017年に入ってのっている、深夜ガタンゴトン「ぬるい体はかたくなる」を今、観ておくと、初詣的なご利益があるように思います。特に、ちょっと自信がないなあ、一歩踏み出せないでいる、という人は、このお芝居をみると何かのきっかけを掴むことができるでしょう。
ちなみに、劇団さんいらっしゃい「深夜ガタンゴトン」の生中継アーカイブを見てから観劇すると楽しさアップしますよ。
話題になってますね。
通って来た道だな。恥ずかしいからあまり思い出したくないけど、たまには思い返してもいいかなと思える、そんな感じ。その時間を恥ずかしいの一言でを済ませるのはもったいないのかもと思える、そんな感じ。深夜ガタンゴトン。5日からです。 https://t.co/KmxWolkzNQ
— 近藤なつみ (@n_kondon) 2017年1月3日
あとライブとは別に僕らの楽曲×演劇のコラボ 楽しみ
— 大坂 RRLRss (@genki_ringring) 2017年1月3日
僕は最終日に遊び行きます
深夜ガタンゴトン公演「ぬるい体はかたくなる」
脚本・演出 裕本恭
1月5日(木)〜9日(月)
会場 花まる学習会王子小劇場https://t.co/OmclJrGXmF
深夜ガタンゴトン「ぬるい体はかたくなる」みました。裕本さんの作品ひさしぶりにみたけど、同世代?同時代?の感覚を描くのがほんとにうまいなあとおもう。今回全体に漂ってたぬるさ(沼感)よくわかるとおもった。しょうもないことでばたばたしても、容赦なく時間がすぎるマクロ感とミクロ感など。
— nakmin (@nakamin158) 2017年1月5日
深夜ガタンゴトン『ぬるい体はかたくなる』霊安室を舞台にした男女の恋模様を描いたこの作品、とてもシュールな作品でした(笑) でもそれぞれのあらゆる恋模様はリアリティがあって見てて面白かったです。こういう男女の綺麗な一面だけじゃなく、歪な一面を正面から描いてる作品は好きです。
— 林 卓哉@1/21~22 ジュブナイル (@Paradise884) 2017年1月5日
深夜ガタンゴトン 『ぬるい体はかたくなる』やりたいことはあるけれど進むのが怖くて踏みだせない、出来ないことと諦めてしまい日々過ごしている者らのごくふつうの話。いつか誰でもかたくなると知るこの職場環境は特殊かも知れないが、共感しどころは多い。いい芝居だと思った。
— 植竹 明彦 (@auetaque) 2017年1月5日
深夜ガタンゴトン 『ぬるい体はかたくなる』裕本恭氏の作演出。折り合いをつけるとか、鏡というコトバを選ぶ若い人は少ない気がするのでどこか新鮮に聞こえた。バカ話や辛辣な会話からも堀田創さんらが演じた人物たちの優しさが透けてくるようだった。また近藤なつみさん演じた七瀬はかなりの色気。
— 植竹 明彦 (@auetaque) 2017年1月5日
深夜ガタンゴトン 『ぬるい体はかたくなる』裕本恭氏の作演出。折り合いをつけるとか、鏡というコトバを選ぶ若い人は少ない気がするのでどこか新鮮に聞こえた。バカ話や辛辣な会話からも堀田創さんらが演じた人物たちの優しさが透けてくるようだった。また近藤なつみさん演じた七瀬はかなりの色気。
— 植竹 明彦 (@auetaque) 2017年1月5日
深夜ガタンゴトンさん『ぬるい体はかたくなる』観劇させていただきました!「あーゆう人いるなあ」とか「そうなんだけど、違うんだよ〜」とか。ある人物のある部分(いや、ほぼ全てかも)にとても同感で、その方にかかる言葉、その方が話す言葉がこちらにブーメランでした!新年一発目、刺激的でした☺
— 三村萌緒 (@nimumumu666muin) 2017年1月5日
深夜ガタンゴトン「ぬるい体はかたくなる」1/5[Thu]~1/9[Mon]
【脚本・演出】裕本恭
【出演】吉田蒼、五十嵐雄介、藤田りんご、堀田創、杉浦雄介、近藤なつみ、たかえめぐみ
【内容】
都内某病院の霊安室でバイトをしている江島壮平。30も見えてきた。
今日もバツイチ、フリーの葬儀屋ナカモズと二人きり。
クリスマスまではバタバタとご遺体が来たのに、正月が近づくとパタッとご遺体が来なくなる。
「ご遺体も年末年始は休みたいんだよ。年末の斎場は混むし。」
江島はつまらない女と別れようと考えていたけど、女から借りた3万をまだ返していなかったから、何となくまだ別れることができなかった。
「来年こそはいいことあるといーなー」
そんなことを考えながら、年末をナカモズと過ごす江島。
この前、ご遺体の前で泣いていた若い看護師可愛かったな。
「年が明けたら、また人が死ぬさ。」
そしたらその金で橘に金を返して、別れて…
「オレは生まれ変わるんだ。」
何かありそうな期待だけを膨らまし、年末年始を霊安室で過ごす男とその彼女とテキトー男、あとその他数人。
実際に霊安室でバイトしていた作者が送るめんどくさがりとめんどくさい人のお話。
「あー、ご遺体相手の方が楽ー。」
【芝居】柿喰う客 2016-2017新作本公演『虚仮威』2017.1.3[火]本多劇場
2017年の初観劇は柿喰う客 2016-2017新作本公演『虚仮威』でした。
想えば、花まる学習会王子小劇場は「柿喰う客フェスティバル前夜祭×花まる学習会王子小劇場オープニングセレモニー」でスタートしました。そのことを思い出しながら、開演を待っていました。舞台装置が舞台中央に櫓のようにそびえ立っていました。それが、柿喰う客フェスティバルの舞台と似ていました。その時は壁一面に櫓があるみたいな感じでしたが。
『虚仮威』はすごいお芝居でした。どうやってあんな戯曲を書けるのだろうか。ファンタジーの世界の中なのに、そういうこともあるかもなあと思えるリアルさ。「夢と希望と絶望と悪ノリが支配するダークファンタジー!」は圧倒的でした。「自分が本当に望んでいることは何か」「子供が本当に望んでいることは何か」というメッセージが自分に飛び込んできました。田中穂先さんを観ていて柿喰う客フェスティバルで見た「フランダースの負け犬」がフラッシュバックしてきました。
アフタートークで中屋敷法仁さんと七味まゆ味さんがお話されていた「柿喰う客は進化し続けていて、今しか見れない舞台だ」は本当にそうだなと思います。まさに柿喰う客を観ているのだけど、前に観た柿喰う客ではない。これからの柿喰う客がどうなっていくのか、ますます気になります。今しか見れない『虚仮威』は観ておいた方がいいですね。
作・演出:中屋敷法仁
出演:七味まゆ味 玉置玲央 深谷由梨香 永島敬三 大村わたる 葉丸あすか
牧田哲也 加藤ひろたか 原田理央 田中穂先 長尾友里花 福井 夏
財産! 権力! 地位! 名誉!
望めば何でも手に入る!
演劇界の風雲児・劇団「柿喰う客」が、結成10周年を記念して発表する完全新作本公演!
村を支配する地主の一族が、突如あらわれた未知なる生命体とともに、戦中戦後の動乱を駆け抜ける!?
夢と希望と絶望と悪ノリが支配する暗黒幻想劇、年末年始ぶっ通し上演!!
・「虚仮威」を語りつくす!各ステージ終演後に演出家や出演者によるアフタートークを行います。
【芝居】時間堂最終公演『ローザ』12月29日16時
時間堂最終公演『ローザ』を観ました。登場人物が外人なので、色々と混乱してしまうところを、ヒザイミズキさんが絶妙にガイドしてくれるところが、ありがたかった。あれ、良かったです。時間堂の最終公演なんだなあと思いながら、じっくり観ました。照明も良かったなあ。シンプルな舞台に世界を想像するのは、照明の力も大きいなあと思いました。黒太剛亮さんは一体何人いるんだというくらい、ここ最近見る芝居は照明黒太剛亮。役者のみなさんの熱演で世界に引き込まれました。終わらないといいなあと途中で思ってました。でも、始まると終わってしまうんですね、演劇って。時間堂最終公演を堪能させていただきました。
越寛生氏(演出家・脚本家・俳優・(劇)ヤリナゲ主宰)とのアフタートークも良かったです。聞きたいことを聞いてもらえた感じです。ずっと不思議だったことがスッキリしました。なんで最近の作品が革命関係が多かったのかがわかった。大きな世界を描きたかったんですね。ふと、旅館でピンポンをするお芝居を思い出しました。最近の時間堂はロシアとかドイツとか革命とかそういう感じだったのですが、牧歌的な時間堂を思い出しました。こいけけいこさんが登場すると時間堂だなあと思っていたことを思い出しました。時間堂の黒澤世莉くん、ありがとうございました。時間堂のみなさまの今後のご活躍をたのしみにしております。
時間堂最終公演『ローザ』
2016年12月21日(水)~30日(金) @十色庵
ドイツの革命家ローザ・ルクセンブルク。
彼女の死後、墓前に訪れた因縁の4人が繰り広げる、ローザと過ごした記憶の再現劇。
「想像しろ。ローザの顔、ローザの声、ローザの身体。想像しろ、死の瞬間を。」
俳優の身体と観客の想像力だけで世界を立ち上げる、「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」最終章。
2009年に時間堂が劇団化した最初の公演『花のゆりかご、星の雨』と、最終公演『ローザ』との共通点は、花にまつわるシーンがあることです。『ローザ』初演時は「世界と戦う物語」だと思ってましたが、今は「世界と遊ぶ物語」かなと思います。両端の燃える蝋燭のような人生を駆け抜けたローザの人生を祝福する物語であり、ある人物の安らかな眠りを願う物語です。花束で抱きしめるような体験を、あなたのために。おやすみ。
黒澤世莉
台本・演出
黒澤世莉 Seri KUROSAWA
出演
菅野貴夫 Takao KANNO*
直江里美 Satomi NAOE
ヒザイミズキ Mizuki HIZAI
尾崎冴子 Saeko OZAKI
國松卓 Taku KUNIMATSU*
http://jikando.com/nextstage/602-rosa20162.html
【映画】1/10 Fukushimaをきいてみる2016年(古波津陽監督作品)2016/12/27
【映画】1/10 Fukushimaをきいてみる2016年(古波津陽監督作品)2016/12/27
高校の同窓生の古波津陽さんの監督作品です。「福島は今どうなっているのか」を10年スパンで記録するプロジェクトで、その4年目の作品。古波津陽さんの40代を賭けたライフワークです。演出とか脚本とかはない、福島の今をそのまま切り取っている記録映画。とても優しい気持ちになりました。10年というスパンでやるからこその価値が4年目の作品で既に出ていました。僕もこの映画を見続けることで参加していきたいと思います。