【稽古レポート】劇団鋼鉄村松 黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演「オセロ王」花まる学習会王子小劇場2017.2.1(水)~2.5(日)
花まる学習会王子小劇場での黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演!「オセロ王」作演出バブルムラマツの上演(2017.2.1~2.5)が近づいてきました。
劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送も盛り上がっていました。ボス村松さん面白いですねえ。
1/27にサラリーマン村松さんがこんなつぶやきをしました。
日常、ふとした時に、堀田専務ならどうするだろう、岡先生なら笑ってるのかな、木原くんは走り出すかしらん、海老澤くんは怒ったりして、とか考える。
— サラリーマン村松@劇団鋼鉄村松 (@saramatsu_no7) 2017年1月27日
真摯に生きたい。そのお手本だと思う。
かっこよくありたい人はぜひ観てほしい。老若男女問わず。
ひとつの答えがあるから。#スパイに口紅 pic.twitter.com/W3QPUslone
これを受けて、スパイに口紅主演の宮原将護さんがこんなつぶやきをしました。
◎Twitterでのご紹介
— 宮原将護 SHOGO (@shogomiya0718) 2017年1月27日
サラリーマンさん。
真摯に。
劇団鋼鉄村松へのバトンをいい形でお送り出来ればと。
あと5回出来る喜びを胸に。 https://t.co/ONS6i8YZg9
熱い。 こういうエールの交換っていいなと胸が熱くなりました。王子で「スパイに口紅」が上演されている時(1/28 14時)、都内某所では、劇団鋼鉄村松「オセロ王」の稽古が行われていました。
私が初めて劇団鋼鉄村松を観たのは、黄金のコメディーフェスティバルに参加されていた『MARK(x):まーくえっくす 』でした。「コメフェス優勝凱旋公演をするために、すでに花まる学習会王子小劇場を予約しています」というお話を開会式の時に聞いて嬉しくなったことを覚えています。閉会式でボス村松さんに「凱旋公演の稽古始まったら取材したいです」お伝えしました。
そんな経緯で「オセロ王」ってどんなお芝居なのだろうとワクワクしながら稽古場に到着しました。
稽古場には、どーんと、巨大なオセロがありました。そう、単純だけど奥深い。世界中で愛され続ける日本発の知的ボードゲーム「オセロ」です。
今回の「オセロ王」はどんなお話なのか。劇団ホームページにはこうあります。
STORY
20世紀末、今ではそれを知るものはいないが、人類は一度滅んだ。
核戦争を生き延びた一握りの日本人は白人文化に憧れる「はくにん」と黒人文化に憧れる「こくにん」に別れ、数百年の時が流れた。
新世紀324年、ネオデトロイト。人々は古代文明から発掘されたゲーム、オセロに熱狂していた。
「はくにん」と「こくにん」の対立が深まる中、一人の「こくにん」青年が「はくにん」達の開催したオセロトーナメントに出場を決める。
失われた歴史の謎、二つの民の対立、そして誕生する新たなオセロ王。
いやー、劇団鋼鉄村松ワールド(まだ1作品しか拝見していませんが・・・)な感じが滲み出ています。
CAST
ボス村松 サラリーマン村松 ニュームラマツ グレートニュームラマツ(以上 劇団鋼鉄村松)
小山まりあ 岩田美奈子(劇団☆東京SaVannaT’s) 小野智嗣 結束友哉(バンタムクラスステージ)仲田正道 林有実(ごった煮〜ず) 古崎彩夏 星野良明(留級座)村山新 安井夏樹 (Act Roots) 吉田覚丸(株式会社アリエス)
今回、通し稽古を拝見したのですが、まさに「マシュマロ感覚☆ドリーミング・ラブ」を前面に掲げたエンターテイメントオリエンテッド・パワープレイ劇団が、小劇場にあるまじきスケール感で愛と生と死と村松を2時間ノンストップで朗々と謳いあげていました。
写真をご覧ください。
グレイトニュームラマツさん
ボス村松さん
小山まりあさん
サラリーマン村松さん
ニュームラマツさん
結束友哉さん
星野良明さん
古崎彩夏さん
小野智嗣さん
吉田覚丸さん
安井夏樹さん
村山新さん
仲田正道さん
バブルムラマツさん
いかがでしょうか。写真からエンターテイメントオリエンテッド・パワープレイな稽古の雰囲気は伝わりましたか。
舞台美術と照明と音響が加わり、さらに仕上がって行ったら、どこまでいくのだろうかと期待が高まりました。
「コメディーフェスティバルで良きライバルのスズキプロジェクトバーションファイブが将棋だったので、何か関係がありますか?」とお聞きしたところ「この作品は1999年に初演なので、たまたまタイミングがあった感じです」とのことでした。
稽古の後に、お話をお聞きしました。「オセロ王」劇団鋼鉄村松稽古場インタビュー - 演劇×(教育×地域×採用)でご覧ください。