【芝居】「雑種 花月夜」あやめ十八番 @花まる学習会王子小劇場 2016.8.6.13:00
あやめ十八番『雑種 花月夜』はお団子やさんのお話です。家族五人でお団子を作って売って暮らしています。目の前にほんとにお団子やさんがあって、そこにお団子があるような気がしていました。ロビーでお団子をお茶を売ったら売り切れたんじゃないかな。それくらいお団子が食べたくなりました。
作・演出の堀越涼さんが最初に登場して、自分がこの作品を創りましたよということを伝えます。また、ミュージカルだよということも、明確に宣言します。途中、ちょこちょこと登場して『雑種 花月夜』の世界の没入している自分を認識させられます。僕はこういうの割と好きです。
昔にやっていたミュージカルの世界とお団子やの世界を行ったり来たりするのですが、前々関係ない話のように思っていたものが、意味的にもシンクロしてきます。じわじわを面白い感じで、楽しく観させてもらいました。
8/2[Tue]~8/7[Sun]
http://ayame-no18.iftaf.jp/
【作・演出】堀越涼 【出演】大森茉利子、金子侑加、笹木皓太、堀越涼(以上、あやめ十八番)
秋葉陽司(花組芝居)、丸川敬之(花組芝居)、
井上啓子、小口ふみか、ミヤタユーヤ、清川果林、星亜沙美、藤崎朱香、内田京、
島田大翼(オペラシアターこんにゃく座)
≪音楽監督≫
吉田能(花掘レ)
【内容】私の家はお団子屋さんです。
返田神宮というわりと大きな神宮の参道で、小堀屋という名のお団子屋さんを営んでいます。五人家族全員で、お団子を売って暮らしています。参拝にくる、観光客の皆さんに、お団子を売って暮らしています。お父さん、お母さんが、団子を作り、出来た団子を、蜜(みつ)姉と白(ゆき)姉が丸め、私が、外で売り子をします。この辺りは、雑誌に載るような観光地ではないけれど、家族が食べていくには十分で、日々の天気に一喜一憂しながら五人、可愛く商いしています。
身内の事を褒めるのは、何だか気恥ずかしいようですが、蜜姉は、完璧です。
私と白姉は、多分生涯、この人に勝てないでしょう。
誰よりも早く仕事を始め、誰よりも遅くまで仕事をし、嫌な顔一つしない。面倒な仕事は買って出て、炊事・洗濯・お風呂掃除、何でも一人でこなしてしまう。綺麗で、賢くて、誰でも分け隔てなく優しいので、男のお客様は皆、蜜姉の虜になってしまいます。常連のお客様からよく金平糖など差し入れられ、捨てなよ。たいして美味しくないし。と言っても、折角だし、もったいないもの。とすべて平らげ、少し太ったかしらと、朝夕にジョギングまでしてしまう完璧超人なのです。白姉は、ハナから勝負にならんわ。と匙を投げ、私は、そんな蜜姉に憧れてはいるものの、どうやっても同じようには出来ないし、人それぞれの良さがある。と決めつけて、色んなことをサボっています。蜜姉は、やっぱり完璧です。
毎年、四月七日の夜。
大忙しの“お田植祭”が終わり、見頃だった桜もハラハラと散り始め、少しホッとした七日の夜。
皆で夕飯をとる元気が出て、お母さんが録画していた二時間ドラマを見始めると、蜜姉はおやすみなさいと一声かけて、二階にある自分の部屋に籠って、大きな声で泣き始めます。
ドラマで犯人が捕まるまでの、たっぷり二時間、泣き声は止みません。居間にその声が聞こえてきても、家族は誰も、蜜姉に声をかけません。かける言葉が無いのです。
蜜姉は多分、昔の事を思い出しているのでしょう。
完璧な蜜姉のたった一つの失敗が、旦那さん選びでした。
花月夜は、私の一番上のお姉ちゃん、小堀蜜のお話です。
「笑い」についてお話しよう モラル(劇団犬と串主宰/脚本家・演出家) × 徳田博丸(吉本新喜劇/脚本家・演出家)
「笑い」についてお話しよう モラル(劇団犬と串主宰/脚本家・演出家)× 徳田博丸(吉本新喜劇/脚本家・演出家)
佐藤孝治です。
2016年6月8日(水)~12日(日)に紀伊国屋ホールにて「昆虫戦士コンチュウジャー」主演モト冬樹を作・演出をした劇団犬と串主宰のモラルさんと2016年7月28日(木)なんばグランド花月/2016年7月30日(土)、31日(日)ルミネtheよしもと/2016年9月10日(土)浦添市てだこホール/2016年9月11日(日)沖縄市民会館/2016年9月18日(日)石垣市民会館にて開催される第3回おきなわ新喜劇ツアー「世界のヤッケームン」を作・演出をした徳田博丸さんと「笑い」についてお話をしました。
ちなみに、徳田博丸さんと初めてお会いしたのは、ジョブウェブを創業して間もない頃に、KBS京都のラジオ番組の取材をして頂いた時のことでした。起業家のインタビューをラジオドラマ風に仕上げて放送するというもので、送って頂いた完成音声を聞いて、感動したことを覚えています。それ以来、舞台を拝見したり、お互いの出張の時にあって呑むという関係です。なんばグランド花月の前の大きな看板に「徳田博丸」と名前があるのを見つけて、そのまま観劇して、終演後再会したときも感動しました。
モラルさんと初めてお会いしたのは、たしか中華料理屋さんで「王子小劇場(当時)の新しくスタッフをしてくれるモラルさんです」とご紹介頂いたと記憶しています。「昆虫戦士コンチュウジャー」を観たときも、『なんだか北区が面白くなってきた!!〜リターンズ〜』での4つの演劇を観たときも、モラルさんのお話ってすごくて、普通の人はそんな話は思いつかないでしょというお話が沢山でてきます。そんなお話をどうやって考えているのかなと気になっていました。
そこで、モラルさんと徳田博丸さんと一緒にお笑いについてお話をしたいとお願いしたところ、お二人のお話が実現しました。
音声は以下の再生ボタンをクリックするとお聞き頂けます。
モラル(劇団犬と串主宰/脚本家・演出家)
花まる学習会王子小劇場スタッフ。BLUE LABEL所属。2004年、演劇サークル「早稲田大学演劇研究会」に入会。2008年、劇団「犬と串」を旗揚げし、以降、全ての本公演で脚本・演出を担当。脚本・演出の最新作は、MMJプロデュース「昆虫戦士コンチュウジャー」2016年6月8日(水)~12日(日)@紀伊国屋ホール。「小説版 ホテルコンシェルジュ(小学館文庫)」。プロレスとミステリとサンリオとシーチキンが好きです。
徳田博丸(吉本新喜劇/脚本家・演出家)
放送作家・アクトコーチ・企業研修講師。17歳で役者を志す。7年間メソッド演技を学ぶ。関西の小劇団で演劇活動の中で脚本を手がけるようになる。1997年に「ますだおかだ」のコント作家を担当。これをきっかけに放送作家としての活動を始め、数々のテレビ・ラジオ・イベントの構成・脚本を担当。2001年に吉本新喜劇の脚本・演出を担当し、数百本以上の書き下ろし作品を発表。最新作は、第3回おきなわ新喜劇ツアー「世界のヤッケームン」@ルミネtheよしもと 詳細プロフィール
合わせてお聞き頂きたい音声があります。こちらをお聞きいただくと、チャンスを掴み取る方法を学んでいただけます。
なぜ無名の新人だった徳田博丸さんは吉本新喜劇の脚本家・演出家になれたのか
最後に、徳田博丸さんのインタビューの最後にあった「後進を育成していきたい」というお話ですが、現在、徳田博丸の「脚本」教室の参加者を募集中です。
【予定】Mrs.fictions『15 Minutes Made Volume14』8/10[Wed]19:30に観ます。
Mrs.fictions『15 Minutes Made Volume14』8/10[Wed]~8/16[Tue]
【参加団体】日本のラジオ、ぬいぐるみハンター、キュイ、かわいいコンビニ店員飯田さん、キ上の空論、Mrs.fictions
【内容】1度のステージ内で6団体それぞれ15分ずつの短編舞台作品の上演を行い、小劇場演劇界から起こる新しい流れを社会に発信するイベント公演です。小劇場演劇の多様な表現をより身近に感じられる、手軽に楽しめる公演を行う事で、小劇場を取り巻く環境全体の向上を目指し継続的に開催されています。
◼参加団体詳細
□日本のラジオ
屋代秀樹という偏屈な男が1人で運営している、演劇を上演する任意団体です。古典や実際の猟奇事件を下敷きにした会話劇をよくやっています。愛と暴力に関心がありますが殺陣とかはやりません。「さわやかな惨劇」がキャッチコピーです。
http://razio.jp/
□ぬいぐるみハンター
池亀三太主宰の劇団。オリジナルティ溢れる独自の世界観の中で、確かにそこで生活する人々の切実な生き様を笑いと哀愁を交えて爽快に、ときに間抜けに描く。欠陥だらけの個性的な登場人物が織りなすポップな人間賛歌を追求中。佐藤佐吉賞2015において最優秀作品賞はじめ7部門受賞。
http://www.nuigurumihunter.com/
□キュイ
2011年、綾門優季を主宰として旗揚げ。専属の俳優を持たない、プロデュース・ユニットとして活動を開始。現代日本には珍しいほど仰々しい文語的セリフまわし、過剰なまでに長くややこしいモノローグ等が作品の特徴。『止まらない子供たちが轢かれてゆく』『不眠普及』でせんだい短編戯曲賞大賞を受賞。
http://cuicuicuicuicui.jimdo.com/
□かわいいコンビニ店員飯田さん
ひとの感情が臨界点をこえる瞬間を愛ある視点で描き、日常の中にむき出しの人間を表出させる作風が特長。汗、涙、唾を出し惜しまない会話劇は決してハッピーエンドばかりではないが観るものに不思議なカタルシスを残す。作品名に間違えられがちな団体名は、実在する某コンビニ店員飯田さんに由来。本人の許可は得ていない。
□キ上の空論
2013年12月旗揚げ。リジッター企画の中島庸介がひとりで勝手にやってる別ユニット。リジッター企画では『なさそうでありそうな非日常』を描くのに対し、キ上の空論では、言葉遊びや韻踏み、擬音の羅列や呼吸の強弱など、会話から不意に生まれる特有のリズム〈音楽的言語〉を手法に『ありそうでなさそうな日常』を綴る。
□Mrs.fictions
2007年3月、舞台芸術の創造と発展を目的に活動を開始。舞台芸術を『関係性の芸術』と 捉えた作品を製作している他、観客と集団、集団と集団の繋がりを重要視し、それらの『関係』を より密なものとする為の創造を行っている舞台製作者集団。 『人と人は出会わなくてはならない』という理念の下、『15 Minutes Made』を主催する。
【芝居】「第3回おきなわ新喜劇ツアー「世界のヤッケームン」」@ルミネtheよしもと 2016.7.30.19:30
徳田博丸さんが作・演出の「第3回おきなわ新喜劇ツアー」が大阪と東京にやって来ます。大阪NGK7/28(木)7/30(土).31(日)東京新宿ルミネtheよしもとで公演されます。「手前味噌ながらおもろいでっせー!!!」と徳田さんから連絡を頂きまして観てきました。
第3回おきなわ新喜劇ツアー「世界のヤッケームン」
日程 : 2016年7月30日(土) 19:00開場 19:30開演
会場:ルミネtheよしもと
この前説までは写真撮影OKですよということを言われてみんな写真撮り始めました。
▼オープニングライブエイサー:琉球國祭り太鼓
オープニングエイサーで一気に沖縄気分になりました。高いジャンプ、すっと伸ばす腕、高く上げる足。相当ハードなんだと思いますが、ニコニコ笑顔で演奏していて凄い。
▼オープニングライブうた:具志堅ファミリー
具志堅ファミリーのうたでさらに沖縄気分が高まって行きます。ハーモニーが心地よくて、うっとりしました。
▼ネタ出演:浦添ウインドゥ
福岡と沖縄のコンビの漫才。地元自慢の応酬をしていくのだけど、なぜか、富山県を良くわからないところということで落ちにつかっていました。上市町で行う夏合宿を頑張れよというエールとして受け止めました。
▼ネタ出演:ストロベビー
マラドーナのモノマネをトコトン極めている人だった。最後にやったマジックの紐を体に通してしまうやつは、なんとなくたねがわかったので、自分もできるような気がする。
▼おきなわ新喜劇「世界のヤッケームン」
徳田博丸さん作・演出の作品「世界のヤッケームン」です。「ヤッケームン」というのは「厄介者、面倒な人」のことだそうです。「ヤッケー」は「厄介」の意味ですが、「面倒くさい」ぐらいのニュアンスでよく使うそうです。たしかに、ガレッジセールゴリさんが演じるゴリデジャネイロは、まさにヤッケームンでした。
支配人役のガレッジセール川田さんが登場するなり「従業員の・・・・」と自身の役柄を間違えてしまいました。これを即座にアドリブで繰り返し突っ込んで行く展開になりました。徳田さんに聞いたら、アドリブはこれくらいだそうです。アドリブが結構あるのかなあと思って観ていたのですが、ちゃんと計算されて仕込まれているのですね。この部分はネットニュースになっていました。
ゲストとして前川真悟さん(かりゆし58)が登場し名曲を歌う場面はよかったです。アンマーを聞きながらブログを書いているのですが、良い歌ですよねえ。ほっこりします。
沖縄の抱える問題をギャグにしていて、これは笑って大丈夫なのかと思うこともありました。作・演出の徳田さん曰く「問題ない」とのことでした。おきなわ新喜劇は、吉本新喜劇と沖縄の方言・音楽・風習がチャンプルーした、沖縄独特の文化・歴史を「笑いながら学べる」エンタテインメントショーとなっているそうで、沖縄のことをよく知ることができるように創られているのでした。7/24に見た演劇きかく「満福中枢」の犬養憲子さんが出演・脚本・演出を手がける「楽屋から」という舞台からも沖縄の本音が伝わってきました。沖縄の問題解決は、沖縄のことをリアルに知るところから始まると思います。
終わってロビーにでたら出演者の皆さんがお見送りしてくれました。右から2番目は一緒に観に行った石塚くんです。
こんなに面白いお芝居をどうやって考えるのだろうという疑問を解決するために、おきなわ新喜劇ツアーを観た翌日にお話をお聞きしました。お話聞いてみてください。
ガレッジセールさんからのメッセージをご紹介します。 9月の沖縄ツアーの成功を願っています。素敵な舞台をありがとうございました。
ガレッジセール/スリムクラブ/普久原明/伊波雅美/宮川たま子/ウリズン桜/けんたくん/ありんくりん/大屋あゆみ/比嘉梨乃/スペシャルゲスト:かりゆし58 前川真悟/
「ゾーヤ・ペーリツのアパート」時間堂シリーズ発掘02を東京芸術劇場シアターウエストで見てきましたよ。7/30(土)13:30
劇場についたら黒澤世莉さんがお出迎え。その奥に玉置玲央さんがおられたので、ご挨拶をしたところ、本日アフタートークのゲストだそうです。
安心してください。壮大なコントでした。
ソビエトとかロシアとかブルガーコフとか聞くと、なんだか敷居が高い感じがしますが案内にあるように「狂騒と幻想のブラック・コメディ」でした。壮大なコントでした。
人物関係が名前が 「ゾーヤ・ペーリツさん」とか「イヴァン・ヴァユーリュヴィッチさん」とか「オボリヤニーノフさん」とかがつぎつぎと出てきて、なかなか話が掴めないでいたのですが、徐々に掴めてきました。
休憩時間に外に掲示されていた人物相関図を真剣に読み込んだら、前半に掴み切れていなかったお話がスッキリ見えてきました。(事前にサイトの情報を読み込んでから行くとよろしいかと思います)
「198回も上演されるほどの爆発的な人気を誇りながら、たった3年で発禁になったブルガーコフの超・問題作、日本初演。」という作品を発掘してくる黒澤世莉さんのセンスは、ちょっと他とは違いますね。
サイトで紹介されている
「1920年代、ソビエト連邦―個人の自由が厳しく規制され監視される世界。革命により財産を失ったゾーヤは「縫製アトリエ」を開く。その正体は、絢爛豪華なマネキン嬢が夜ごとに歌い踊る「娼婦の館」だった…。元貴族、詐欺師、成金商人、麻薬密売人、汚職役人、死体男たちが入り乱れ、札束と裸体が飛び交う、狂騒と幻想のブラック・コメディ。」
という説明は、まさにその通りでした。
舞台が「縫製アトリエ」ということで、衣装にこだわっていて、その衣装を奇麗に見せるために照明にこだわっていて、布が垂れ下がっていることで表現されている空間の奥行きが舞台を豊かにしていました。黒太剛亮さんの照明は流石ですね。もの凄いつっていました。同時に中高生演劇サマースクール2016 集中コース発表公演『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』の照明も担当しているのにどっちもすごい。
アフタートークの柿喰う客の玉置玲央さんは、この舞台をみて「ほっこりした」そうです。2007年の時間堂の公演「3人姉妹」に出演しています。玉置玲央さん曰く「黒澤世莉ってこう言う人で、時が過ぎても変わらないものがあってほっこりした。洗練されて、肥大化して、とかではなくかわらないものがある安心感がある。ここに帰ってきたなあと思った。嬉しいし、ありがとうと思いました」だそうです。
このお話を聞いて「ほっこり」しました。一緒に舞台をやったもの同士の感覚なんでしょうね。
私の感想は、黒澤世莉ってこういう感じもやるんだなと思いました。もちろん、黒澤世莉ワールドの中にいるのですが、ロシアアバンギャルドでバーンというか、大騒ぎな感じで、照明もどーんという感じが新鮮でした。
かっこいいTシャツが売っていたので、購入して早速着て記念写真です。
台本:ミハイル・ブルガーコフ [wikipedia]
Михаил Афанасьевич Булгаков "Mikhail Bulgakov"
翻訳:秋月準也 Junya AKIZUKI
(日露演劇会議叢書ブルガーコフ戯曲集1より)
演出:黒澤世莉 Seri KUROSAWA
出演
菅野貴夫 Takao KANNO
鈴木浩司 Koji SUZUKI
直江里美 Satomi NAOE
ヒザイミズキ Mizuki HIZAI
阿波屋鮎美 Ayumi AWAYA
松井美宣 Minori MATSUI
尾崎冴子 Saeko OZAKI
國松卓 Taku KUNIMATSU (以上、時間堂)
東谷英人(DULL-COLORED POP) Eito AZUMAYA
綾田將一 Shoichi AYADA
五十嵐優 Yu IGARASHI
海老原恒和 Tsunekazu EBIHARA
大川翔子 Shoko OKAWA
木山廉彬 Yukiaki KIYAMA
佐藤幾優 Ikuma SATOU
白石花子(劇団民藝) Hanako SHIRAISHI
中谷弥生 Yayoi NAKATANI
堀田創(ECHOES) So HORITA
得丸伸二(文学座) Shinji TOKUMARU
198回も上演されるほどの爆発的な人気を誇りながら、
たった3年で発禁になったブルガーコフの超・問題作、日本初演。
1920年代、ソビエト連邦―個人の自由が厳しく規制され監視される世界。
革命により財産を失ったゾーヤは「縫製アトリエ」を開く。
その正体は、絢爛豪華なマネキン嬢が夜ごとに歌い踊る「娼婦の館」だった…。
元貴族、詐欺師、成金商人、麻薬密売人、汚職役人、死体男たちが入り乱れ、札束と裸体が飛び交う、狂騒と幻想のブラック・コメディ。
―すべては、突然破綻する。
[シリーズ発掘]
【埋もれてしまった名作戯曲】×【時間堂の瑞々しい演技】=【力強くて面白い演劇】
日本では知られざる世界の名作戯曲を、時間堂が勝手に発掘しスポットを当てるシリーズ。2013年のリリアン・ヘルマン作『森の別の場所』に続き、今回は『巨匠とマルガリータ』等の幻想的な小説で熱烈なファンを持つロシアの国民的作家、ミハイル・ブルガーコフの戯曲を発掘。秋月準也氏の清新な訳で、日本初演に挑む。
公演日程
2016年7月29日(金)~31日(日)
29日(金) 13:30★ / 18:30
30日(土) 13:30◎七字英輔氏(劇評家)/ 18:30
31日(日) 12:00◎秋月準也氏(『ゾーヤ・ペーリツのアパート』翻訳者)/ 17:00
受付開始は開演の60分前、開場は30分前です。
上演時間は2時間45分(休憩10分含む)を予定しています。
★プレビュー
◎ポストパフォーマンストーク(終演後)
会場
東京芸術劇場 シアターウエスト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
03-5391-2111
アクセス JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 「池袋駅」西口より徒歩2分
駅地下通路2b出口直結
中高生演劇サマースクール2016 集中コース発表公演『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』を観てきました。7/29[金]19:00 と 7/31[日]14:00
驚きました。3日の稽古でここまでできるのかと。サマースクールに対する劇場スタッフの気持ちと、参加してくれた中高生の気持ちが一つになったということが分かりました。
中高生演劇サマースクール2016 集中コース発表公演『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』7/29[Fri]~7/31[Sun]
【作・演出】池亀三太(ぬいぐるみハンター)
【出演】中高生演劇サマースクール2016 集中コース参加者
初日の舞台が終わった後の映像です。
今年で7回目を迎える「花まる学習会王子小劇場 地域発信プロジェクト中高生演劇サマースクール2016」には、3つのコースがありました。
プロの講師と作品作りをしてみたい人の為の「集中コース」
「演劇ワークショップと作品発表」
講師:池亀三太(ぬいぐるみハンター)
忙しい夏休みだけど演劇がしたい!という人の為の1DAYコース
1DAY玉置コース「玉置玲央のヤリガイ@王子サマースクール」
講師:玉置玲央(柿喰う客)
1DAY佐藤コース「『演技』にふりがなを振る」
講師:佐藤慎哉(アナログスイッチ)
公演『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』は、プロの講師と作品作りをしてみたい人の為の「集中コース」の「演劇ワークショップと作品発表」講師:池亀三太(ぬいぐるみハンター)の中の「作品発表」にあたります。
「中高生演劇サマースクール2016 参加者募集!」を見ると、こんな日程なんですね。
《日程》※以下の日程全てに参加できることが条件です
7月26日(火) 10:00~17:00 ワークショップ
7月27日(水) 10:00~17:00 ワークショップ
7月28日(木) 10:00~17:00 ワークショップ
7月29日(金) 全日 発表公演
7月30日(土) 全日 発表公演
7月31日(日) 全日 発表公演
なかなかハードなスケジュール。火曜日の朝に「はじめまして、よろしくね!」と挨拶した仲間と、金曜日の夜には一緒に70分間の演劇を演じているという日程。そもそも、池亀三太(ぬいぐるみハンター)さんのコースに参加しようとしている中高生って凄いなあと思います。
花まる学習会王子小劇場のTwitterで演劇を創って行く過程を公開されていましたので、ご紹介します。
7月26日(火) 10:00~17:00 ワークショップ
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月26日
花まる学習会王子小劇場の夏の風物詩、中高生演劇サマースクール集中コースがスタートしました!
WSから発表公演までを行う濃厚な6日間、いまからどんな物語が生まれるか楽しみです。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/C2xNZvSmgk
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月26日
まずはシアターゲームから。みんな緊張した面持ちでしたが、徐々に打ち解けてきました。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/p2wdI9L2y5
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月26日
午後は、今回の作品づくりに向けてみんなでお話。「小学生の頃、どんな子でしたか?」というお題でいろんなエピソードを出し合います。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/o4eVc2iHL7
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月26日
小学校の頃の遊びをやってみようということで「バナナ鬼」にチャレンジ!更にさっきやったバナナ鬼を「再現」してみます。そこから、「バナナ鬼を面白い演劇にする」ことに。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/iHPL1I6jNG
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月26日
昔の遊びを思い出すところから、学校での休み時間を再現してみることに。何チームかに分かれて遊びながら、徐々に大きな一つの輪になっていきます。それぞれのこだわりが光ります。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/znWL8g3bJf
7月27日(水) 10:00~17:00 ワークショップ
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月27日
中高生演劇サマースクール、集中コース2日目が始まりました!
今日も朝からアップとしてシアターゲームにチャレンジ。みんなのニックネームもしっかり覚えて、緊張もほぐれてきました。 pic.twitter.com/xOmHMt4l0S
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月27日
続いては、参加者の体験談をもとにシーンを立ち上げます。昔の思い出、恋バナなど、話が尽きません。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/ICY61zKOHb
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月27日
午後は上演に向けて様々なシーンをエチュード形式で組み立てていきます。現在はクラスでの話し合いのシーン。各自が設定を持ち、意見を飛ばします。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/LSrPm7LDN0
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月27日
講師の池亀さんより構成台本が配られ、みんなで読む台詞を確認。
(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/wsY5zRTMDj
7月28日(木) 10:00~17:00 ワークショップ
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月28日
中高生演劇サマースクール集中コース、3日目スタート!
いよいよ明日は発表公演ということで、講師の池亀さんが作った構成台本を元に、様々なエチュードを組み合わて作品にしていきます(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/8guguN7PRt
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月28日
女の子達による「リアルおままごと」のエチュード。ドロドロの光景が繰り広げられています。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/IKxPQPlaxG
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月28日
お昼休みが終わり、午後も台本片手に稽古です!音楽に合わせながらの転換も、みんなの息があってきました。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/c0vOSr8HVH
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月28日
エチュードがうまくいかない時は、みんなで意見を出し合いながら、どうやったら上手くできるかを考えます。面白いシーンにするためにどんどん意見か飛び交っています。(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/NLnAnX6bf6
参加している中高生達の本気が写真から伝わってきますが、花まる学習会王子小劇場のスタッフ達も超本気です。
サマースクール発表公演に向けて深夜の照明吊り込み作業をしていただいております。
— 池亀三太(ぬいぐるみハンター) (@nuiguruminta) 2016年7月28日
なんか凄いことになってる。
この人たち本気なの?
本気だ。
予想の5倍くらいの吊り込み量に笑っちゃった。 pic.twitter.com/ZSwBfaB8VM
作品は、仕上がっていました。
中高生たちが、小学校1年生の頃の自分を演じるんですが、まず、若さ溢れる劇空間っていいですね。何が決まっていて、何がアドリブなのか気になるくらい、自然体な芝居で、学校生活の日常を覗き見しているような感覚になりました。照明と音響の演技がシンクロして楽しい感じになるプリキュアのくだり面白かったなあ。
くだらない何気なくなんとなく過ごしている瞬間瞬間の日常のひとつひとつが実は幸せなんだよなってしみじみと思いました。参加したメンバーにとってかけがえのない思い出になるんだろうなあ。彼らの可能性の今後を楽しみです。
初日を観て、彼らの舞台が、このあとどんなふうに進化するのだろうと思って、最終日にもう一度観に行きました。
はい、進化していました。
上演時間が長くなっていました。
細かなところでいろいろと変化していました。
でも、大きくは変わっていませんでした。ちゃんと、脚本があって、再現性がある舞台なんだということが分かりました。もっと、アドリブ満載なのかなと最初に観た時におもったのですが、ちゃんと同じ作品でした。
一番変化が大きかったなあと思ったのは、自分で書いたラブレターを友人に渡して欲しいと頼んでいるシーンは、パワーが2倍になってました。そこまで自分のパワーを出せるのかと思うくらい、力強くなっていました。
このメンバーでこの舞台に立ったことが、今後の人生にどんな意味を持つのか。
中高生演劇サマースクールのOGが観にきてくれていました。彼女が「とっても良かった」と感想を後輩に伝えてくれました。これまで7回やってきたことが繋がっていることが素敵だなと思いました。
みんなの集合写真。いいなあ。これからもなんとなく幸せになっていくんでしょうね。
Twitterの感想をまとめておきます。
花まる学習会王子小劇場
— ゆき (@yukiii0102) 2016年7月31日
中高生演劇サマースクール
「僕たちはなんとなく幸せになるんだ」
観て受けた印象から、勝手ながら描かせてもらいました。まさかの皆さんにみてもらったみたいでなんだか恐縮だ… pic.twitter.com/nJRlOjLe2K
問、
— こじま あすみ (@asu_66468) 2016年7月31日
答、 pic.twitter.com/h2yrzKKLWn
全力の魂の叫びが面白かったなぁとかとぼけたこと仕掛けてくる子が何人かいてすげえツボだったなぁとか、しばらく反芻して暮らします。あと去年も思ったけど、濃厚な1週間を過ごして公演を終えた後、彼らに夏がたっぷり残っているのが本当にいいねと。この後の夏がさらによき夏でありますように。
— せえしよおゆうこ。 (@heberekehebeko) 2016年7月31日
それを引き出すのはすごいなぁと。もちろん役者側の出す気持ちもあってのことだけど。経験値ゆえに危うい瞬間もなかったわけではないけど、そういうのもどこかからすっと救いの手が出てくるのがいいねと思いました→
— せえしよおゆうこ。 (@heberekehebeko) 2016年7月31日
中高生演劇サマースクールは火曜日に初対面してその週の金・土・日はもう公演というすさまじいシステム。経験値、実力がバラバラな集団なのにちゃんとそれぞれのいいところ、味わい深いところが出ていて、たった3日間のワークショップで→
— せえしよおゆうこ。 (@heberekehebeko) 2016年7月31日
照明さんと音響さんが最初は嬉しそうな顔をしながらオペしてたけど、ブリキュアの辺りは大爆笑していた。なんかいいなあと思った。#花まる学習会王子小劇場 の #中高生サマースクール2016 『 #僕たちはなんとなく幸せになるんだ 』
— 佐藤孝治 ジョブウェブ会長 (@kojisato515) 2016年7月31日
サマースクール発表公演「僕たちは何となく幸せになるんだ」観させて頂きました。
— 木下 真一 (@kagakutosibai) 2016年7月31日
今まで観た芝居の中で1番じゃないかっていうくらいワクワクして空間を共有してる高揚感とリアルな感覚が迫ってきた。
花まる学習会王子小劇場中高生サマースクール2016『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』
— mmm_aoya@mamomya (@mmm_aoya) 2016年7月29日
小学生にしては妙にきっちりしてる子、こんな小学生やだよと思えて面白かったし、一番盛り上がるのは男女のキャー!って部分ですね。そんなん観てるおっさんだってキャー!ってなるわヽ('ー`)ノ
花まる学習会王子小劇場『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』観させていただきました!
— ちょろみ溢れ気味なだじゅ (@bug_yxyxmxe) 2016年7月30日
なかなか楽しい演劇体験でした。面白い役者個人に持っていかれた感もあるけど、中高生の頃からできる人はできるのだなあ。場数の違いを感じました。
花まる学習会王子小劇場中高生サマースクール2016『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』
— mmm_aoya@mamomya (@mmm_aoya) 2016年7月30日
変態的な楽しみがあって、客席に去年の参加者の子とかいましたね。
ああ大人っぽくなって、とか思いながら観ていました。
今回は初参加の子ばかりかと思うけれど、ずっと続いているんだと強く感じました。
中高生演劇サマースクール2016
— きりん (@5Uk6UO6vOGcFHtR) 2016年7月30日
『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』観劇。たった3日間のワークショップで創り上げたとは思えない素敵な作品でした。最後の「ありがとうございました!」の皆さんの挨拶が胸に響いてしまい、ウルっときたのには自分でもびっくり。
花まる学習会王子小劇場中高生サマースクール2016『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』
— mmm_aoya@mamomya (@mmm_aoya) 2016年7月31日
6日間、お疲れ様でした。今回も良いものが観れました。再現性の無い演劇と言うのはきっとこういうの。
枠はあって、でも自由だと言うのは観てる以上に大変な事なのだろうと。
「僕たちはなんとなく幸せになるんだ」
— おざわ さや (@sayaparu46) 2016年7月30日
個人的なことだけど、ひなたちゃんとののちゃんのコンビっていうか2人でいるシーンとかが気に入って2日間見に行った
二人共可愛い
年下っていいよね可愛い
花まる学習会王子小劇場サマースクール『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』
— 三村萌緒 (@mm63aetmm62) 2016年7月30日
お話のテーマがまずドストライクでしたが、18人中高生の等身大だったりまっすぐな所とかキラキラ輝いていて眩しいところとか何よりとっても楽しそうで、素敵な作品でした。明日で千穐楽だそう。リピートしたかったです。
サマースクール「僕たちはなんとなく幸せになるんだ」千秋楽ですね
— だいちゃん (@daidaiiro0819) 2016年7月31日
個人的には蟻さんとリコーダーがとっても好きだよ!笑
千秋楽頑張ってください
花まる学習会王子小劇場中高生サマースクール2016『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』
— mmm_aoya@mamomya (@mmm_aoya) 2016年7月31日
多分、前2日間と違う事をしようと思うあまり、とか、上手くいかなかったな、と言う部分はあるのだろうけれど、そんなのは問題ない事をやってたんだと感じます。
作られた作品についてホント言う事なし。
花まる学習会王子小劇場中高生演劇サマースクール「僕たちはなんとなく幸せになるんだ」
— 木山りお (@Rio_Kiyama_) 2016年7月31日
中高生の演劇が心底みたい欲求に突然駆られなんとなくフラッと行ってしまいました。
彼らが楽しそうに演劇やってるだけで、全部青春なんだなってこっちまでわくわくしました。中高生懐かしいなぁ...
花まる学習会王子小劇場の中高生演劇サマースクール「僕たちはなんとなく幸せになるんだ」。去年初めて中高生演劇サマースクールの公演を見て、素晴らしかったので今年も観劇。去年とは演出家さんも出演者も違うのだけど、今年もまたよかったです→
— せえしよおゆうこ。 (@heberekehebeko) 2016年7月31日
花まる学習会王子小劇場
— ゆき (@yukiii0102) 2016年7月30日
『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』
観てきた。
「期待しすぎずに来てw」
って言われてたけど、エチュードか…みやすかったし面白かった。ほっこりした。なんとなく幸せな気分になる劇だw
個人的に雰囲気とても好き。
あと、純子がザリガニにされてて爆笑だった。
友人のりゅう(コアラ)に誘われ「僕たちはなんとなく幸せになるんだ」を観に行きました。出演者の皆さんがとても楽しそうに演技しているのをみて、また演劇やりたいなぁ…なんて思いました笑。たくさん笑わせてもらいました。ともあれ、皆さんお疲れ様でした!そしてありがとう!
— しゅー (@niZCpAH50ILJkQB) 2016年7月31日
花まる学習会王子小劇場/中高生演劇サマースクール2016 集中コース発表公演『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』。今年は男子が多い!17人中7人☆とたくさんだから何だかスピード感ある。3日前に初めて出会った中高生たちとはとても思えなくってここまでのびのびとまとめる指導力、ぱねえ。
— 平林正男 (@m_hirarin) 2016年7月31日
王子小劇場サマースクール2日目観劇わず!
— ひな (@skybule7angel) 2016年7月30日
3日間通しで見に行くためにバイト入れなかったんだけど、初演から千秋楽まで見るなんて初めてだから3日間のキャスト陣の変化なんかも追えて楽しみ!
王子小劇場サマースクール
— nana3 (@megmilk3) 2016年7月31日
千秋楽
中高生がホントにキラキラして
鮮やかな青春の1ページの
目撃者になった
最後ホントに終わった〜って感じが伝わってきて
胸が詰まって泣いてしまったよ
ありがとう!
【サマースクール集中コース】
— 花まる学習会王子小劇場 (@ojishogekijo) 2016年7月31日
中高生演劇サマースクール集中コース、ワークショップから発表公演までの6日間が無事終了しました。沢山のご参加、ご来場、誠にありがとうございました!(劇場staff/つくに) pic.twitter.com/dJr4UvYJFf
【自慢です】
— 池亀三太(ぬいぐるみハンター) (@nuiguruminta) 2016年7月31日
奇跡みたいな演劇をやってました。どんな奇跡かは劇場で共有できた方々とだけのとっておきの秘密です。
人生で初めて演劇で泣いた。
みんな、サマースクールに飛び込んで来てくれてありがとう!その勇気に本当に感謝っ!!よい夏を! pic.twitter.com/FBOdjjfBDm
中高生演劇サマースクール2016 集中コース発表公演『僕たちはなんとなく幸せになるんだ』7/29[Fri]~7/31[Sun]
【作・演出】池亀三太(ぬいぐるみハンター)
【出演】中高生演劇サマースクール2016 集中コース参加者
- 小島あすみ(あすみ)
- 安保泰我(たいが)
- 齋藤龍之介(りゅう)
- 安藤光海(あんどぅー)
- 古川佑紀(フル)
- ほか、Twitterなどをやっている方を紹介しました。
【内容】今年で7回目を迎える「中高生演劇サマースクール」。花まる学習会王子小劇場の夏の風物詩とも言えるこの企画の目玉は、集中コースの受講生と、小劇場で活躍する若手アーティストによる発表公演です!入場無料、3回限りの公演を、是非お見逃しなく!
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君が君の魅力に気付く夏、
君の個性の全てを肯定して、
共に立つ誰かの全ての個性も肯定して、
無限に広がる劇世界でタイムリープを試みる。
そこはいつかどこかで見た光景。
授業中に窓の外の誰もいない校庭で止まったままのブランコを眺めていたら教室の外の世界はまるごと時間が止まってしまったんじゃないかと不安を覚えた。遠くで誰かが君を呼んでるような声が聞こえる。振り返ると教室中に響くみんなの笑い声と「怒ってます」を表すときの先生の甲高い声が鮮明になる。顔を真っ赤にしながら慌てて立ち上がり、指定された教科書P24の6行目から声に出して読む。1つ1つ間違えないように細心の注意をはらいながら慎重に慎重に読み進めていく。
これからもこの調子。
この調子で、いっぱい学んで、いっぱい遊んで、いっぱい笑って、いっぱい泣いて、いっぱい怒って、いっぱい声を出して、そうやってなんとなく、僕たちは幸せになるんだ。
この夏、君のなんでもなかったようで実はドラマチックだった経験が、誰かの胸を震わせる「演劇」になるかもしれない。君と誰かを演劇で繋ぐ夏。
第25回王子落語会@花まる学習会王子小劇場を観てきました。2016年7月25日(月)
瀧川鯉作久さんの前座からスタートした第25回王子落語会。いつも花まる学習会王子小劇場にお越し頂いているお客様とは全く違う地元の大先輩の世代の皆さんが沢山おいでいただいていました。
神田京子さんの講談は「与謝野晶子抄伝」。講談ってこういうものだという解説が勉強になりました。淀みなく、言葉が出てくるのが凄いなあと思いながら、お聞きしていました。
そして、王子在住のベテラン瀧川鯉昇師匠は高座に座るって黙っているだけで、笑いが起こる。あの笑いはなんなのでしょう。存在が面白いって相当凄いと思います。そして、飄々とした顔で客席をなめ回して一言「舛添要一です」と一言いうと爆笑。熟練の話芸。やはり、すごい。気づくと「船徳」のお話に入っている。なんだか船酔いするくらい、舟に乗っている感覚になりました。
上方からみえた桂米紫師匠は、二席を熱演。最初の演目「遊山舟」でした。とりの「子別れ」のお話は、別れた夫婦、親子の会話。トンボ時代に聞いて以来の米紫師匠の咄は迫力がありました。最前列に小学生くらいの少年が聞いていて、その子が桂米紫師匠と対話しているような感じだった。
終了後、王子落語会を主催している玉山さんから打ち上げに誘って頂きご一緒させていただきました。噺家の皆さんのお話は、打ち上げの場でも面白いものでした。次の落語会が今から楽しみです。
第25回王子落語会
◎出演者