演劇×(教育×地域×採用)

花まる学習会王子小劇場の企画発起人の佐藤孝治の観劇ブログです。

【芝居】劇団だるめしあん『魔法処女☆えるざ(30)』9/16[金]19:30

9/16[金]19:30から劇団だるめしあん『魔法処女☆えるざ(30)』を観ました。キーワードは「エロでポップでファンタジー」と聞いていましたが、まさにズバリのお芝居でした。最初から最後まで楽しい時間でした。

「魔法使いの女の子は、13歳のときにほうきに乗って遠くの街に修行に出ますが、えっちをすると、魔法力はなくなってしまうのです。だから魔女っ子は若い女の子の職業なのです。」 今年30歳になったえるざは、22歳で処女を捨てた、元魔女。 ということになっているけれど、本当はまだ現役魔女で処女。嘘を突き通して8年目の冬、えるざは友達の弟に遅咲きの恋におちた。 魔法を使って恋を叶えて処女を捨てるべく奮闘していると、魔法力のレベルがどんどん上がる。 捨てそびれた魔女と処女の重さにぐらぐらしながらトキメキ悶える30歳の魔法使いの処女のお話。 

というサイトの紹介。「ん?どういうこと?」と思いましたが、演劇の魔法にかかって、すぐにこの世界に入って行けました。舞台の創り込みがシンプルだけど、効果的で、ほうきに乗って飛んで行くところは、なかなかの浮遊感でした。ディズニーランドの「ピーターパン空の旅」を息子が気に入って、何回乗ったら気が済むんだという状況になったことを思い出しました。

6月に花まる学習会王子小劇場に名前が変わって最初のフェスティバル公演をして頂いた、柿食う客の加藤ひろたかさんが王子に帰って来てくれたということで、嬉しかったので、注目して観ていました。なるほど、加藤ひろたかさんにぴったりの役柄でした。イケメンでクールで女性の気持ちを気にしない感じが、ぴったりでした。プライベートでの加藤ひろたかさんが実際にはどういう感じなのかは知りませんが、なんか、ぴったりな気がしました。そういう風に演じていたんでしょうけど。ホストをしていて、いろいろな女性を本気にさせちゃうみたいな男を演じたらぴったりなんだろうなと思って観ていました。今回、複数の役を演じていて、面白かったです。

河南由良さんの熱演と、清水大将さんのお芝居が印象深かったです。お二人のビールを呑むシーンが良かったなあ。リアルな感じが良かったなあ。 

初日も満席と聞いていましたが、今日も満席でした。これからも満席が続くのでしょうね。デートでいくと、ちょっとあれかもしれません。

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【作】坂本鈴

【演出】村上秀樹 (回転ozora)

【出演】河南由良劇団だるめしあん)、加藤ひろたか(柿食う客)、木村佐都美おちないリンゴ)、阪上善樹清水大将演劇ユニットどうかと思う)、藤田直美扉座)、他

【内容】

「魔法使いの女の子は、13歳のときにほうきに乗って遠くの街に修行に出ますが、えっちをすると、魔法力はなくなってしまうのです。だから魔女っ子は若い女の子の職業なのです。」 今年30歳になったえるざは、22歳で処女を捨てた、元魔女。 ということになっているけれど、本当はまだ現役魔女で処女。嘘を突き通して8年目の冬、えるざは友達の弟に遅咲きの恋におちた。 魔法を使って恋を叶えて処女を捨てるべく奮闘していると、魔法力のレベルがどんどん上がる。 捨てそびれた魔女と処女の重さにぐらぐらしながらトキメキ悶える30歳の魔法使いの処女のお話。

9/15[木]

 

19:30

9/16[金]

14:00

19:30

9/17[土]

14:00

19:00

9/18[日]

14:00

19:00

9/19[月]

14:00

 

団体サイト チケット

 

【開会式レポート】黄金のコメディフェスティバル2016 2016/9/15

「コメディの魅力をもっともっと多くのお客様へ」を目指して、話題の劇団が集結するフェスティバル、黄金のコメディフェスティバル2016の開会式に行ってきました。

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2013年からスタートして今年で4回目コメフェスの開会式は、開催前からいろいろなところで笑いが起きていました。客席には出場団体が全員集合していて、和気藹々としているのですが、既におもしろ合戦が始まっていました。イメージとしては、高校の文化祭の前夜祭で体育館に全校生徒が集って、始まる前にがやがやしている感じでした。

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ちなみに、黄金のコメディフェスティバル2016に関わっている方々のTwitterのリストを創ってみたのですが、眺めているとフェスティバル感で一杯で楽しいです。

スズキプロジェクトバージョンファイブじぇーむすさんの開会宣言

開会宣言は、選手代表、スズキプロジェクトバージョンファイブじぇーむすさんでした。いきなり手渡された初見の難読漢字一杯の開会宣言を期待通り高らかに読み上げてくれました。「臥薪嘗胆」「不撓不屈の精神」「凛々しく」など盛り上がりました。開場からじぇーむすコールが沸き上がりました。

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司会は東京の小劇場演劇発のアイドルユニット38mmなぐりーず

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開会式のMCを担当するのは東京の小劇場演劇発のアイドルユニット38mmなぐりーずの「いっつみー・うじけ・みく」のお三方です。いまもっとも面白いコメディ劇団を決めるとともに、コメディ演劇の面白さそのものを限界ぎりぎりまで世に伝えるために2013年に創設された黄金のコメディフェスティバルは、今年で4回目ということで、さらに盛り上がること、間違いありません!とテンション高く司会をされていました。2012年12月21日に王子小劇場で、38mmなぐりーず「だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗」という単独ライブでお世話になっておりました。ありがとうございます。  

 

気合いの入った団体紹介

 

スズキプロジェクトバージョンファイブ

芸人が造るお笑いコメディ!

他の劇団には真似できない芸人が作った劇団だからこその間・力技・テクニックを駆使したお笑いコメディ。

『TSUMI』脚本/廣瀬はつき石田明  演出/すずきつかさ

とあるシェアハウスで人が殺されるところから始まる。
その瞬間、殺される数分前に戻る。
不思議に思いながらもシェアハウスの住人たちは殺されないように試行錯誤していく。

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去年に引き続き、今年も参戦しました。「また今年もつまんない劇団がここにきたん?」 と参加劇団を指差しながら挑発。団体名いじりを一通りやったあとに「みんなで協力して盛り上げましょう」とぺこり。

 

劇団ICHIGEKI☆必殺
生きるか死ぬかのドキドキコメディ

劇団コンセプトとなるテーマ、生と死を交えながらも、ベタでシュールな笑いでなんだかグッとくるコメディです。

『Z medicine』脚本・演出/イマダトム

出演/イマダトム 小川ともこ ばばばん 羽根川洸太(以上、劇団ICHIGEKI☆必殺) 小村シーナ 小林彩乃 五明直 竹垣綾香 田村知佳 手島圭亮
スタッフ/映像OP:横田順彌 制作:和田真希子.(中野織絵)

世に溢れるいろんな仕事。
割が良いと有名なのが治験のバイトだ。
寝たりゲームしたり、まあ、なんていうか、好きに過ごしてるだけで、かなり高額なバイト代が振り込まれる。
それだけに人気で、なかなか採用される事はない。
そろそろ諦めてコツコツやるかと思ったある日。
1通のメールがきた。
そのメールにはこう書いてあった。

「この度、当社の新薬のモニターにご参加いただく事が決定いたしました。
独自に開発した 【痩せ薬】を当社の施設にて投与し、データをとらせて頂きます。
勿論、薬代などは不要ですし、期間中、好きに過ごして頂いて結構です。
ただ、治験が終了するまでは施設から出ることはできませんので、ご了承ください。
万が一、少しでも身体に異常が見られた際には、その場でバイト代全額お支払いし、お帰り頂けます」

喜んだ被験者達は次々にその施設に向かう。
何が起こるかなんて考えずに...。

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うちの劇団は声優が多いです。声の仕事をしているので、そのあたりも楽しんでください。思いのほか背が低いのですが、舞台上では大きく見えるように、態度を大きくして頑張ります。

 

OLヴィーナスはちみつシアター

全員本気2彼氏募集中コメディ

全員女性の蜜!蜜!蜜!熟れすぎる前に手に入れて!
お父さん、お母さんごめんなさい…上京までしてこんな事して生きてます。

『星くず14号 ~PLAY』脚本/トワ・QQ・モアサ 演出/巣鴨五反田

「さあ、GAMEの始まりです…」
好きだから確かめたい…。一つの真実を求め、一つの決意を胸に、一つの会社に就職する、OL。しかし…Gが現れた時…どこにでもあるような会社は、どこにでもはない会社へと!ありえない巨大怪獣決戦!OLも会社も日本も巻き込んで、戦いの果てに知るのは絶望からの愛、そして希望…なんてそんな事ある?
はい、あなたの隣でもあるのですっ。
はちみつシアターの全方向型エンターテインメント!OL女子のBODY&コメディ、見逃すと…残業っ!!

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念願かなって今年初めてコメディフェスティバルに出させて頂きます。見ての通り、女性だけで挑みますので、(会場笑い)プラスしてニューハーフと一緒に挑みますので、よろしくお願いします。

 

B級SFパラレル・ディストピア・ラブコメディ

壮大な世界と哲学を安っぽい手法で台無しにしながら疾走するスピード感あふれるSFコメディです。

『MARK(x):まーくえっくす 』脚本・演出/バブルムラマツ

出演/ボス村松 サラリーマン村松 キラー村松Jr.  グレートニュームラマツ(以上、劇団鋼鉄村松) 小山まりあ 草野峻平 吉田覚丸(株式会社アリエス)

その日、だらしない毎日を送る無職の男の前に空間を破って現れたのは、「悪の組織に征服された平行宇宙」からやって来た悪の女幹部だった。
この世界をも征服し、全てを組織によって管理されたディストピアにしようとする女。流されるままに支配されていた男は、パソコンのHDDの中のエロフォルダを見られそうになった時、ついに自由を求めて反旗を翻した!

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大変内輪な話で恐縮なんですが、何年か前に観客500人動員したら、ボスが舞台上から客席の彼女にプロポーズしました。それでいま嫁がいます。(拍手)私も優勝したら・・・この話は優勝してから。(会場ブーイング)

 

集団asif~

悲喜交々ネガティブコメディ
人生は遠くで見たら喜劇だが近くで見たら悲劇である。芝居は笑いと暴力と恐怖とエロがあるから面白い。
『想像し創造する騒々しい宗三』作・演出/藤丸亮

どんな時に恋をしますか?性格が良くて、見た目がタイプ、ふとした優しさ、意外なギャップ。そしてそれをどんな風に伝えますか?メール、電話、直接、ラブレター・・・選択肢がある人はいいですよね・・・これは、僕が、僕の想いを伝える物語きっと、そう、世の中に好きになっちゃいけない人なんていないんだと思う集団asif~がお送りする演劇祭でのネガティブコメディ。テーマは『告白』『アナタノコトヲアイシテイマス』

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ボス、ご結婚おめでとうございます。皆さんは今年の七夕は何をしていましたか。4年ぶりに晴れました。7月7日僕は離婚届を出しました。(会場から「えー」「ドンマイ」「笑おう」「下を向いていたら涙がでる」「頑張ろう」)コメディを創ります。(会場から「笑えるか」)

 

アナログスイッチ

緩慢に紡ぐ王道シチュエーションコメディ

ユルユルと紡がれる物語が、登場人物達の立場・勘違いによって怒涛の笑いへと集約していくシチュエーションコメディ!

『囚われたもの達と一人の少女』作・演出/佐藤慎哉
出演/渡辺伸一朗 木幡雄太 藤木陽一 佐藤慎哉(以上アナログスイッチ) 古木将也(20歳の国) 鈴木研(第27班) 龍野りな 佐々木紬
音楽/福永健人(airezias)
アナログスイッチ (@analogswitch) | Twitter

囚われた一人の男が提案する。「このままでは、僕らはいずれ殺し合うことになる。そこで提案がある。以前こんな話を聞いた。大戦中ドイツ軍の捕虜になったフランス兵たちが長い捕虜生活を生き延びるために牢獄の中に一人の少女を想像したと・・・」囚われた彼らは彼の提案受け入れる、が・・・アナログスイッチがおくる「囚われたもの達」によるワンシュチュエーションコメディ!

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 THE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」で登場。会場が一体化)
いくぞ!にゃー。僕たちアナログスイッチ。まったく、聞こえていなかったと思いますので、僕たちしっかり緻密なシチュエーションコメディーを創るアナログスイッチと申します。(会場から「にゃー」)にゃー。(会場から「お前のギャグちゃうやろ」)今回、演劇人のコメディーフェスティバルなのに、なぜか参加しているなんとかスズキプロジェクト。これだけには負けないように頑張ります。にゃー。

 

審査員からの熱いメッセージ  

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鈴木聡さん(ラッパ屋主宰)
もう、すでに、みなさんの紹介を見て思ったのですが、すでに面白いのか面白くないのかわからない。こののりですね。今年から審査員をされる方はおそらく戸惑っていると思います。笑いにはいろいろある。爆笑もあれば、痛い笑い、切ない笑い、ブラックな笑い、声に出ない笑いがある。いろいろな笑いに出会えることを楽しみにしております。皆さん頑張ってください。

 

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染井将吾さんBS日テレ事業局長)

初めて審査員をやらせて頂きます。いろいろな舞台を主催しています。キャラメルボックスさんと年4回とかやっています。キャラクターをさがしてていました。最初に出られたスズキさん。TOKIOの松岡さんに似ていますね。ちょっと崩れた感じ。(会場笑い)それから、ハチミツシアターのニューハーフの方。どんな役やるのかなともの凄く期待。(ご本人から「あとでよろしくお願いします」)それからなんか村松さんだらけで名前が分かりませんが、どう見ても「齋藤さんだぞ」という方気になりました。最後のアナログスイッチさんは大学生の集団にしか見えないのですが、なぜだろう。そういういろいろなキャラクターがいてどんな舞台をされるか楽しみです。 

 

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手塚宏二さん(小劇場の応援団長・演劇コラムニスト)

小劇場の応援団長手塚です。この季節がやってきました。絶対に負けられない戦いが始まりました。私は燃えています。ちょっと話が変わりますけどね、いま、世界が大変なことになっています。北朝鮮では三代目が核をおもちゃのようにしている。アメリカでは大統領選挙。史上最低の大統領選挙。トランプを使う人はメキシコとの間に塀をつくるという絶対出来ない公約を掲げている。世界は大変なことになっている。いま、この世界を救えるのは演劇しか無い。(おーー!)コメディーが世界を救う。こう思っています。いま、世界には難民が溢れ、テロが起きて、大変なことになっていますけれど、皆さんがこのコメディーフェスティバルで活躍することによって、全世界を救ってください。

 

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吉田祥二さん(カンフェティ編集長、ロングランプランニング株式会社取締役)

手塚さんの素晴しいコメントの後で何を話をしていいのか分からないのですが、私のあと、遠藤さんの恒例のカミングアウトもあるとおもいますので、手短に。私も第一回から審査員をさせていただいております。グランプリを取るにはどうすればいいのかなんどなくわかったんですね。それを今から話そうと思います。(おおおーー)すいません、ウソです。(ざわざわーー、ええーー、おかしいよ)そんなことはわかるわけないです。ただ、1つだけ大事な事は、オリンピックでがありましたが、演劇もみんなで一つ。9秒台の脚本家、演出家、役者が揃っても勝てない時は勝てない。10秒台の脚本家、演出家、役者であっても一丸となれば必ず勝てる。みんなの力が一つになった演劇を期待しています。

 

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遠藤隆之介さん(日本コメディ協会代表)

僕は生粋のゲイなんですけど、一昨年は独り身で寂しい、去年は彼氏ができた、今年の5月から同性しています。心も体も相性がばっちりです。(何の話やねん)コメディー協会会長の任期は今年できれちゃうんで、ここに来るのは最後化と思うんですけど。真面目な話をすると、ジェンダー的な観点でフラットな立場で男女のお話を見れるかなと楽しみにしています。今回、コンプライアンス的な関係で下ねたはNGなので、続きは飲み会でお願いします。

 

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時田貴史さんスクウェア・エニックス

 今回初めて審査に参加します。僕はゲーム業界に入る前から演劇をやっていて、アルバイトで入って今に至ります。はんちょくヒーローでゲームに黒子を持ち込んだ男です。プロデューサーのときこさんにお声がけいただきました。いろいろ楽しみにしております。

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那須佐代子(役者・シアター風姿花伝の支配人)
こんばんは。4回目になりました。前回前々回と審査員になれなくて、今回、久しぶりに審査員になりました。今回、心が温かくなる感じの人が多いなあという印象です。みなさんを見ていて、楽しみな2週間になると思いました。シアター風姿花伝はどんな駅からも微妙に遠くて、皆さんに通って頂かなくてはいけないんですけども、目白駅から18分と言ってますけど、頑張って歩いていただければ、15分です。(会場笑い)皆さんの笑いのエネルギーでちょっとずつ劇場が駅に近づくといいなあと(そんなことある?)終わるくらいには10分くらいになるといいなあと、(どういう状況やねん?)いや、分からないです。凄く楽しみにしておりますので、みなさん頑張ってください。

 

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笹平さん(高校生審査員)

ドラクエのどこでもモンスターパレッドをやっている方居ますか?実は父がスクエアエニックスでディレクターかプロデューサーをしています。ニコ生出ています。学校で照明もスタッフもしています。二つの観点で拝見します。

f:id:kojisato515:20160916073344j:plain臼井さん(高校生審査員)

 彼女の先輩です。学校で音響とか舞台監督とかいろいろしています。進路もそっち系です。(おー)そういうのはおいといて。(笑い)面白いの好きなんで凄い楽しみです。下ねたも好きなんです。

 

西田シャトナー劇作家、演出家、俳優、折り紙作家)

 そして「全チームご覧になった観客の皆様」が審査員だそうです。

 

乾杯後、歓談。

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そして、各団体から1名づつ登壇してのパネルトーク。司会は芸人すずきつかささん。既に戦いは始まっている?

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6団体代表からの最後のメッセージ。司会の38mmなぐりーずが消えた。

エンディングは参加6団体の代表からのメッセージ。気がつくと司会の38mmなぐりーずが消えていました。場を仕切る人が不在で、変な間が発生。これも、すずきつかささんの演出なのか、事故なのか。良くわかりませんが、じわじわと面白い時間が流れて行きます。

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司会が居なくなって、仕切る人が不在で、独特の時間が過ぎて行きました。なんだかんだ、いろいろありましたが、参加6団体の代表からのメッセージのコーナーに入っていきました。これも、すべてすずきつかさ流の演出なのか?事故なのか?といろいろ考えながら見ていました。

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スズキプロジェクトバージョンファイブ
明日から9日間、熱い戦いが始まります、ここ、風姿花伝で。皆さんご安心ください。ポケストップやっとるんで。(よっしゃー)これで、心置きなく戦えるんで、みんなで頑張りましょう。はい、夜のヒットスタジオ方式で、(古い)続いては、劇団ICHIGEKI☆必殺イマダトムさんです。

 

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劇団ICHIGEKI☆必殺 
ありがとうございます。本当にいろいろな団体が集ってやるので、本当に全部の団体さんが面白いんだろうなと思っています。うちはうちらしく、うちはどちらかというと引っ込み思案なメンバーが多いのですが、うちらしく楽しく力一杯やろうと思います。続いては、OLヴィーナスはちみつシアターの皆さんです。

 

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OLヴィーナスはちみつシアター
OLヴィーナスはちみつシアターは、派手な装置とかは持ち込んでないのですが、このセットと演者が、うちはですね、演者がフォーメーションを組んで、いろいろ動かして行く、フォーメーション芝居をやっていますので、役者がどれだけ動いているかを見て頂きたいです。また、これまで女性劇団がグランプリを取った事が無いと思いますので、今回はグランプリ目指して頑張ります。続いては劇団鋼鉄村松さんです。

 

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劇団鋼鉄村松
先ほどのリハーサルの時にうちの草野くんがざっと演者を見渡して、うちしか、ハゲがいない。しかも、二人もいる。今後のハゲの地位の向上のために、審査員長の鈴木さんも喜んでおられると思います。グランプリを取りたいと思います。続いては、離婚された集団as if~の藤丸亮(ふじまるりょう)さんです。

 

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集団asif~
まず、名前が藤丸亮(ふじまきあきら)です。(笑い、ざわざわ・・・)夏が好きだったり、セロリがダメだったりするのですが・・・(笑い)。集団as if~は普段は暗い暗い台本をしておりまして、集団as if~がコメフェスに出るとなった時に「えっ集団as if~がコメディー」とよく言われたんですけど、僕たちなりのコメディーを創ってきたんで、是非楽しみにして頂ければ幸いです。続きまして、爆笑のとりを飾って頂きますアナログスイッチさんです。

 

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アナログスイッチ
にゃー。(にゃー)僕のネタじゃないです。コメディーに向き合いました。ワンシチュエーションコメディーで他を圧倒したいと思っています。優勝目指してがんばるぞ!おーー!優勝目指してがんばるぞ!おーー!優勝目指してがんばるぞ!おーー!


司会:はいありがとうございます。コメディーフェスティバル、明日から本編が始まります。全部の団体を見に来て、投票してくださいね。

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最後の締めをしようとするも、締まらないというお約束をへて、最後は「がんばるぞ!おー!」で終了。「開会式は90分間を予定しています」という予告どおり、きっちり21時に終了しました。プロフェッショナルの仕切りって凄いですね。勉強になりました。f:id:kojisato515:20160916075404j:plain

9/15から9/25はコメフェスで、夏の延長線ですね。
詳細は公式サイトをチェックしてください。
黄金のコメディフェスティバル2016 シアター風姿花伝

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黄金のコメディフェスティバルとは?

演劇におけるコメディ作品の魅力を広めるべく、開催していイベント、それが「黄金のコメディフェスティバル」です。今年で第3回目となりました。2013年の第1回、2014年の第2回は優勝劇団の作品を中心にコメディフェスティバル開催の様子がBS日テレにて放映されるなど、小劇場の枠を超えた企画となっております。今年の2015年もコメディに自信のある劇団がドドーンと集結!新たなコメディの歴史の扉が開きます!

 

スケジュール

1ステージで2団体鑑賞できます!

<グーチーム> >スズキプロジェクトバージョンファイブ & 劇団ICHIGEKI☆必殺
<チョキチーム> OLヴィーナスはちみつシアター & 劇団鋼鉄村松
<パーチーム> 集団asif~ & アナログスイッチ

上演時間は1団体45分程度。休憩10分を挟みますので、1チーム(1ステージ)は、約100分です。

※受付開始(当日券販売)は開演45分前です。 ※開場は開演の30分前です。
※9/25(日)20時より授賞式を行います(出入り自由)。38mmなぐりーずライブ有り!

詳細は公式サイトをチェックしてください。
黄金のコメディフェスティバル2016 シアター風姿花伝

 

 

【稽古レポート】スズキプロジェクトバージョンファイブ/黄金のコメディフェスティバル2016(2016/9/15〜25@シアター風姿花伝)出場

黄金のコメディフェスティバル2016(2016/9/15〜25@シアター風姿花伝)に出場する「スズキプロジェクトバージョンファイブ」が絶賛稽古中とお聞きして、稽古場に潜入しました。レポートさせていただきます。インタビュー音声は下までスクロールして頂くと聞けます。

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差し入れにコカコーラと烏龍茶とポカリスエットを持って行ったところ、人気NO1は「コカコーラ」でした。「通し稽古をするとコーラが呑みたくなるんだよなあ」と言いながら呑まれていました。僕も一緒にコーラを呑んだので、一気になくなりました。ご参考にして頂ければ幸いです。

芸人で一番魚を捌ける男と言われる乱さんは「ポちゃーラ」というコカコーラと烏龍茶とポカリスエットをミックスした新製品を独自開発していました。味わいは「サントリーチューハイほろよい〈アイスティーサワー〉」に似ている」とのことでした。

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ちなみにどういう関係で稽古にお邪魔したのかと言いますと、徳田博丸さんと一緒にプロジェクトをしているあないこうじさんから「うちの福井柑奈(ポンバシwktkメイツ)が東京で舞台に出るから是非観に行ってやってください」とスズキプロジェクトバージョンファイブ本公演「成増ダンスレボリューション」をご紹介頂いたのが、今年の春。とても素敵なお芝居だったので、次回作を楽しみにしていました。すずきつかささんから黄金のコメディフェスティバル2016出場というお話をお聞きして、いても経ってもいられなくて、稽古場にお邪魔した次第です。

「スズキプロジェクトバージョンファイブ」と「黄金のコメディフェスティバル」

「スズキプロジェクトバージョンファイブ」は東京を拠点に2013年から約4ヶ月に1回、演劇公演「バージョンファイブ本公演」を行っているそうです。主宰のすずきつかささんが演出を務め、脚本はNON STYLE(ノン・スタイル)の石田明さんが担当しています。。スズキプロジェクトはすずきつかさが企画するプロジェクトの総称だそうです。

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黄金のコメディフェスティバル(HPTwitter)は、演劇におけるコメディ作品の魅力を広めるべく、話題の劇団を中心に開催されているイベントで、通称コメフェスと言われています。2013年にスタートして、今年で4回目の開催となります。

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第1回には犬と串が参加していました。これに関連して、先日『「笑い」についてお話しよう』という企画をモラルさん(劇団犬と串主宰/脚本家・演出家)と徳田博丸さん(吉本新喜劇/脚本家・演出家)とご一緒したのですが、いろいろと(僕の中でですが)繋がって行くなあと思いました。

そして、黄金のコメディフェスティバル2016は9/15〜25にシアター風姿花伝にて開催され、アナログスイッチOLヴィーナスはちみつシアター集団asif〜劇団鋼鉄村松劇団ICHIGEKI☆必殺スズキプロジェクトバージョンファイブが参加します。

芸人が作った劇団だからこその間・力技・テクニックを駆使したお笑いコメディ

16時頃に稽古場に到着しました。ちょうど、通し稽古が始まるところでした。休憩中もなにやら、ジワジワと面白い感じでした。通し稽古が始まると、当然の事ながら、面白パワーが爆発していきます。

紹介文に書いてあった「芸人が造るお笑いコメディ!他の劇団には真似できない芸人が作った劇団だからこその間・力技・テクニックを駆使したお笑いコメディ。」を堪能しました。

きっとここから更にブラッシュアップされて、本番を迎えることと思いますが、すでに、面白い。本番では、どこまで行くのか楽しみです。

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はい、ということで、主宰のすずきつかささんと出演者の皆さんに稽古の合間にインタビューをさせていただきました。事前にお聞き頂いた上で、公演をご覧頂くと、楽しみが増すと思います。どうぞお試しください。

【稽古音声レポート】スズキプロジェクトバージョンファイブ黄金のコメディフェスティバル2016(2016/9/15〜25@シアター風姿花伝)出場

『TSUMI』脚本/廣瀬はつき石田明 演出/すずきつかさ
出演/星乃しほ   すずきつかさ 瓜竜健司 山下雷舞 千田阿紗子 神崎沙織 じぇーむす さとうあみ 金子和稔 宮﨑緑
制作/西岡洋憲

とあるシェアハウスで人が殺されるところから始まる。その瞬間、殺される数分前に戻れる。不思議に思いながらもシェアハウスの住人たちは殺されないように試行錯誤していく。

最後に、黄金のコメディフェスティバル2016(2016/9/15〜25@シアター風姿花伝)がとっても楽しみになりました。スズキプロジェクトバージョンファイブの『TSUMI』がどんな仕上がりになるのか楽しみにしながら、9/18まで頑張ろうと思います。

現場からは以上です。楽しみだなあ。

【芝居】演劇組織KIMYO『ハロウザディップ』9/9[金]20:00

 

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名古屋からトラックに満載の資材とともに王子にやってきた演劇組織KIMYOのお芝居『ハロウザディップ』を観ました。舞台の創り込み凄いなあ。気合い入っているなあ。勢いがあるなあと思って観ていました。照明の色彩感覚とオリジナルの音楽のクオリティーが凄いと思いました。物語がこの先、一体どうなるんだろうと思っていたところで、衝撃のラストシーンでした。ああ、やられたという感じでした。強烈にシーンが脳内で再生することができる程、印象に残っています。劇団ホチキス代表の米山和仁さんのアフタートークでのお話深かったです。20年劇団をやるってすごいことですね。

モロ師岡さんがつぶやかれていました。

【芝居】演劇組織KIMYO『ハロウザディップ』9/9[金]20:00

【作・演出】

宮谷達也

【出演】

長江峰和元山未奈美山本一樹野田雄大、田口佳名子、藤原孝喜河内愛宮谷達也(以上演劇組織KIMYO)、折戸貴(フリー)、呉竹みのり(フリー)、長沼日登美(劇団いがいと女子)、藤木力歓喜ハザード)、阿久津孝太、藤田修平(アクションクラブ)

【内容】

アナタの予定、狂わせます。

安心・安全、ぶち壊します。

予想外の事故や事件はお任せ下さい、我が社はトラブル生産業者!

ある日ファックス、ピーガガガ。「国家レベルのトラブル起こせ」とご依頼だ。

拝啓かあちゃん、お元気ですか?明日からおれ、テロリストになるわ。

KIMYO第16回、刺激まみれの超未来型茶番劇! 

9/8[木]

 

20:00

9/9[金]

 

20:00

9/10[土]

14:00

19:00

9/11[日]

14:00

 

団体サイト | CoRich舞台芸術 | チケット予約 

森下 亮さんが9月12日(月)〜15日(木)NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第139回〜第142回に出演されます

森下 亮さんから嬉しいつぶやきがありました。

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森下 亮さんは、2007年佐藤佐吉賞最優秀助演男優賞空想組曲vol.3「小さなお茶会。」)を受賞されています。王子小劇場プロデュース「俺の屍を越えてゆけ」2006年、王子小劇場プロデュースgiggle(ギグル)♯001「アレルギー」 2011年にも出演されていました。

「俺の屍を越えてゆけ」

出演 葛木英黒岩三佳こいけけいこ玉置玲央原田紀行森下亮
脚本 畑澤聖悟
演出 黒澤世莉

giggle(ギグル)♯001「アレルギー」

構成・演出 登米裕一  (キリンバズウカ)
出演森下亮 (クロムモリブデン)、山本真由美金丸慎太郎 (贅沢な妥協策)、こいけけいこ(リュカ.)、細野今日子 (劇団競泳水着)、松永大輔 (プリセタ)、堀田創野口雄介 (イカロスプランニング)、関寛之司白身小笠原結 (劇団兄貴の子供)、古川貴義 (箱庭円舞曲)

それぞれ、凄かったですね。

2009年11月20日の王子小劇場ラジオ(2009年11月18日収録)には王子小劇場のトヨネ(当時)さんがパーソナリティの際に、ゲストとして、クロムモリブデン森下亮さんに来ていただいたこともありました。キリンバズウカの登米裕一さんとクロムモリブデン森下亮さんの二人は、関西時代からの付き合いで、とても仲良しです。テレビドラマのプロデューサーの浅野敦也さんにキリンバズウカの登米裕一さんをご紹介した時に、登米さんに森下亮さんをご紹介いただき一緒にお話をしました。そして、お聞きしたクロムモリブデンの公演「翼とクチバシもください」作・演出 青木秀樹を観てきました。

というわけで、森下 亮さんが9月12日(月)〜15日(木)NHK連続テレビ小説とと姉ちゃん」第139回〜第142回に出演されるので、今週は毎朝チェックですね。楽しみです。


聖学院高等学校北区地域プロデューサー講座 文化・教育チームが花まる学習会王子小劇場に来てくれました

2016年9月10日に聖学院高等学校北区地域プロデューサー講座 文化・教育チームが花まる学習会王子小劇場に来てくれました。メンターの横山さんと宮田さん、メンバーの木下くんと森下くんと小林くんと平子くん、児浦先生というメンバーでした。

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文化・教育チームのミッションは『「子育てするなら北区」と発信し、ファミリー層の定住を増やしたい北区。そこで王子小劇場や文化発信拠点ココキタなどを活用し、演劇などの文化を通して、ファミリー層を集める企画を考える』というものでした。

12時から14時の2時間、花まる学習会王子小劇場芸術監督北川大輔と佐藤商事取締役劇場企画発起人佐藤孝治が、劇場のこと、演劇のこと、北区のこと、これまでの自分の人生についてなどなど、お話をさせていただきました。

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後半は、文化・芸術をテーマにして、若い層が訪れたくなるまち、住みたくなるまち北区にしていくために、考えた企画を一緒にブレストしました。文化・教育チームが考えている企画案は、なかなか面白いものになるのではないかというものでした。具体化して実際に形になることがとても楽しみになりました。

ちなみに、先日は、児浦先生の高2クラスので行う文化祭の劇について、脚本の作り方などについて花まる学習会王子小劇場芸術監督北川大輔がアドバイスをさせて頂いたそうです。

地元北区の聖学院高等学校と花まる学習会王子小劇場がこういう形でコラボレーションをさせて頂く機会を頂けたことに感謝しています。もとを辿れば、児浦先生の奥さんが、王子小劇場がスタートした当時に2階で営業をしていた物語Bar狐の木のスタッフとして働いていたというところから始まっているんですよね。

あっという間に2時間が経って、北区地域プロデューサー講座フィールドワークの終了の時間になりました。今後、文化・教育チームがどんな企画にまとめ上げるのか、とっても楽しみです。今回のフィールドワークで終わりではなく、今後も関係を継続できればと思いました。

企画の発表は、11/3の文化祭(午後)と、11/5の発表会(11:50〜12:40)でプレゼンテーションする予定とのことでした。どんな企画になったのかを見届けたいと思います。

本日はありがとうございました。

東京学生演劇祭2016大賞は劇団シラカン「永遠とわ」でした。おめでとうございます。

8月31日(水)から9月4日(日)まで花まる学習会王子小劇場で開催された東京学生演劇祭2016の閉会式がありました。東京学生演劇祭2016大賞は劇団シラカン「永遠とわ」でした。おめでとうございます。

たまやまさとるさんが「シラカンはどこがおもしろいのか」について書きました。なるほどそういうことか、面白いなあと思いました。

note.mu

東京学生演劇祭2016大賞受賞の劇団シラカン「永遠とわ」の皆さん

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東京学生演劇祭2016は、劇団リトルスクエア(上智大学)、なべ☆ほし企画(立教大学)、亜人間都市(早稲田大学)、くらやみのいろ(多摩美術大学)、晩餐ヒロックス(日本大学)、劇団しょっきんぐパズル(インカレ)、 the pillow talk(早稲田大学)、水道代払いたい(東京工芸大学)、シラカン(多摩美術大学)の全9団体が参加して行われました。

審査員は観客発信メディアWLの友田健太郎さん、鳥公園 主宰・作演出 西尾佳織さんのお二人が務められていました。

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審査員の友田健太郎さん西尾佳織さんのお二人の講評がとても素晴しいと思ったので、まとめておきたいと思います。

劇団リトルスクエア「様子の展開劇場」西尾佳織さん講評(グループA)

まず、最初に思った感触は、学生の方が創ったんだなと思った。社会に出た事がない人が思い描く社会人。ポリフォニーがやりたいんだなと思った。多声音楽ということですが、声が多い音楽。シンフォニーではなく、沢山声があって時間が同時に進んで行く感じ。そういう事なのかしたと思ってみていました。ただ、どの人にもあまり興味が持てなかった。いろんな人の会話が進んでいるなといって、遠くなってしまって、それは、社会に出た事が無い人がつくったということと繋がっているのですけど、、会話の中身に興味が持てなくて、あっ、これはメッセージとかじゃなくて、形式がやりたいのかなと思ったんですけど、だとしたら、やり方とやりたいことの相性が悪いのではないかなと思ってみていて、想像なんですけど、ちょっとインプロでやっている部分があるじゃ無いかと思ったのですが、ポリフォニーという単語で思っていたかどうかは分からないですが、ポリフォニーだとしたらとても構築性が必要な事だと思うんですよね。それと、その場その場で構成するということの、相性がどうなんだろうなあと思いながらみていました。しばらく。沢山の声があったところからの、みんなが去って急に静かになるという体感は面白かったんですよね。ただ、観客の身体がそういう状態になったところに、聞かせたいことはなんだったのかは、わからなくて、メッセージとかではないのかなと思っていたんですけど、これは言葉を聞いてしまうなあと思って、で、ただここに入ってきた言葉というのが、印象にのこったのが、上司が「会社なめるな」か「社会なめるな」だと言ったと思うのですが、それが、戯曲のポテンシャルとしてはあるなと思ったんですね。ぺらぺらの社会人みたいなことをやっていて、その上司がお前が一番なめているよということをやってのけて、そういう事を言うというのが、なにか批評性なのかなとおもったのですけど、あえてのぺらぺらの人物造形とか、あえての会話の薄さみたいなことには見えなくて、どこに一番やりたい事のポイントがあったのかなといことが掴みきれずでした。後思ったのが、なんだろうな、ばーんと殴ったりして笑いが起こったのですけど、それが本当に笑いとして機能するにはもっと徹底してやらないとちょっとね危ないと思った。確かに笑えそうだったのですけど、もっと本当に突き放して、対象化して、あえてのペラペラという風に見えないと、ストレートなメッセージになりかねないなという気持もして、戸惑ったまま観たという印象でした。以上です。

 

なべ☆ほし企画「片付け(仮)」友田健太郎さん講評(グループA)

非常に楽しく観られるという利点がありまして、キャラクターへの共感性が高い。観ていて面白い。ものと通じ合う完成がある女性。ちょっと偏った極端な性格の二人が出会ってどうなるのか。そういう事だと思います。全体としては、そういう風に楽しく観られるのですが、突き詰めが足りないというか、細かい所の整合性はどこまで取るかというのはありますが、別に全部整合性が取れていればいいというのはないですよね。1ヶ月食べていない人が、元気に二人で外に食べに行くかというのは、ちょっと、何でそうなるのという感じはありますし、そういうところ、あえて、現実とかリアリズムを踏まえないなら踏まえないなりの距離の取り方があったりしますね。それぞれの、引きこもりであったり、モノと話をするキャラクターに関しても、ちょっと表面的というあれなのですが、考え抜いて創っている感じでもない。表面的なメンで面白い劇として成立させることもできるんだけれども、そちらの方向としてか考えても徹してはないという感じ。厳しい言い方になりますが、ちょっと中途半端な感じの印象が残ってしまったかなと思いました。以上です。

 

亜人間都市「神(ではない)の子(ではない)」西尾佳織さん講評(グループA)

 なんか、興味を持ちました。始まった時に、これは強い形が、方法があるっぽいと思って、緊張感があるなあと見始めて、ただ既視感もあるんですけど、いくつか、なんか知っている感じのやつが浮かぶわーと思って見始めたんですが、既視感のある身体の使い方が、扱っているテーマと必然性もあるように思えてきた。それは、私が感じた扱われている事柄が、「他社と繋がる」とか「理解しようとしてもしきれない」とか「共感する」という事なのかなと思って、それに対して、不可能な部分を扱っているのかなと思ったんですね。ああやって、言葉が文節化されていることとか、体との繋がりが一致していることが信じられなくなっているというやり方は、意味がある気がするとおもったんですけど、ただ、それは、頭で考えている部分もある、そのように読み取ることもできるという部分も大きかったのですけど、説得力があると思ったのは、レズビアンの妊娠したという子の元彼女の女優さんも身体性は、頭で考えてどうというより、説得力がある気がすると思った所が、私は魅力的に感じました。5人の俳優さんのばらつきがあるとおもって、どこが演出家が目指した、みんなで探してた到達点なのか、それぞれの人が達成している度合いがバラバラにみえるとおもったんですけど、個人で元から能力があって何かができるということにはそんなに興味を持たなくて、演劇って集団でつくって、分からないけど、こういうことを掴みたいと言って、それがぞの座組の中、俳優と演出家の関係の中で、新しいことが掴まれるというのは面白いと思っていて、それが芽生えかけているのではないかという興味の持ち方をした。構成が美味いなと思いました。でも構成が見えると思って、私は神ですといって作家みたいな人が出てきたところで、幼さを感じたんですよね。創っている人が神みたいなことって、途中で出てきた、キリスト教系の新興宗教系と絡んでいるのは面白いのですが、ちょっとその神ですといっているひとの語りが長くて、飽きてしまって、作家の欲を感じてしまって、ちょっと長い。演出家が上演として効果が出現しているかということをふまえて、もうっちょっときってもいい。小道具が効果的だったのかもあって、作家が分かりやすくカチっとその場でやることの魅せたさを感じたのですが、そんなに効果的ではなかった気がする思いました。いったいこれは、わかりあえるとか、あえないとか、身体性を絡めたことの落ち着きどころが見つかったんだろうということに興味をもっていたのですが、最後ヒューマニズムみたいになって、あっそうなんだとおもった。でも興味をもったんですよね。メンバーがどれくらい継続性のある集団なのかは分からないですが、何かを探しているのだろうなあと思った。又観てみたいと思いました。以上です。

 

くらやみのいろ「胎児の夢」友田健太郎さん講評(グループB)

 ダンスとして洗練されていまして、美しさを感じさせる作品ですよね。生きる、セックス、生まれる、自由とは何か、妊娠、そういう割と作り手の方が気にかかっているであろうテーマを盛り込んでいるもになっています。その場合、ひねり、工夫がないと、そういう事に関して、みんなが共通に持っている、みんなが共通でもっているある種のイメージみたいなものがあって、そこに、精緻に作品作りをやって行けば行く程、よって行くみたいなことがあるんですよね。何となくどこかでみたような感じがして、出てきてしまいます。そこがとても難しい所だったと思います。40分作品が会ったと思いますが、風穴みたいなものがあったらいいなあと思って観ていました。ちょっとみっちりした感じになってしまうんだけれども、手がかり、とっかかりが、分からなくて、作り手の人が一生懸命やればやるほど、そういう落とし穴がありがちだと思うんですよね。ですから、あの40分の中に、いろいろと要素を組み合せてこういう風に展開して、狙いがあって、というところが非常に沢山あると思うんですよね。だんだん緻密になっていくのですが、それが逆に見る方からすると、だんだん汲み取れなくなってしまって、離れてしまうという部分があると思うんですよ。どんな作品にも起こりがちだと思うのですが、この作品では、ダンス的な作品だったので、そういう距離はだいぶ広がっていると思って観ていました。

 

晩餐ヒロックス「​19年、或いは20年前。」西尾佳織さん講評(グループB)

凄く上手いなあと思って、その分、この講評ができる事になってよかったとおもっているのですが、問題だなあと思っていて、自分がひねくれているからかもしれないですけど、現実の世界でよしとされる価値観と同じことが上手に現れているなと思って、ちょっと苦しかったんです。感動するのであろう、いろいろな人が、みたいな気持ちで観ていて、うまいうまいというのは、言葉遊びとかも、面白いとおもったんです。「言う、聞く」確かにとか。俳優さんもみんな演技がうまいなあとか、音が入るタイミングとか、凄いスマートだと思った。いい人たちなんだろう、作っている人たちが。2回目は精子があまり出ないとチラシに書いてありますが、普段の下世話な感じのほうが、人間的に感じるというか、なんか、創っている人の顔があまり見えないと思った。19歳、20歳くらいの方が多いと思ったのですけど、それにしては、優等生。顔が見えないという感じがしたんですよね。後気になっていたのは、私は生物学の知識があまりないのですが、劣勢という言葉
がでてきていて、優勢遺伝、劣性遺伝はしっているのですが、それと精子の劣勢ってあるんだっけと、精子が受精してどれ加賀残るまでの戦いと、優れていること劣っていることってそれって事実なのと思って、競争にはなっていると思うんですよね。たくさんでて、ほとんどは受精しない。するとしても、1つということ。生れられなくてごめんなさい。そういうメッセージではなかったと思うのですけど、観ていて、何となく結びついたのは、「劣っている」「外に出られない」それが、その生き物としての競争とは別に、なにか劣勢という単語がでてきていて、私の中に呼び起こしたイメージは生き物の強さではなくて、人間が勝手に決める価値みたいな。この前の津久井やまゆり園のことを思い出していたんですけれども、なにか、本当はそんな意図は無いと思うのですけど、そういうことを思い出していたんですね。なにか、そこで掲示されていことというのが、現実社会の良い悪いとか、何が感動する、何が排除されるか、ということと、同じ並び順のように感じて、のれないまま時間が過ぎてしまって、みんな一致団結してこそのクオリティーなんだなっていうことがもの凄い良くわかったんで、そんなことを感じたんですよということを話たいなとおもった。どうですかね、どんな事を考えながら創っていたのかを質問したいと思っていて、このあと、創った方々とお話したいと思っています。

しょっきんぐパズル「かじつノヨウナモノ」友田健太郎さん講評(グループB)

これは一言でいうと、とても好きでした。ただ、急いで申し上げておかなければいけないのは、まだまだまだまだ改善の余地のある作品で、演技にしても、これは演技なのか演出なのか分かりませんが、観客の方を真っ正面向いて独白するとか、それはないかもしれないなとおもったり、いろいろですね、演技もあまりうまくないなというところもあった。音楽の使い方も、とても良く使われている音楽なので、これをメインにもってくるのはかっこよくはない。それでも何か、観ていて、ともかくこれは本当に伝えたい切実な想いがあって伝えている作品だと思いました。それで全部帳消しになってしまうそういうことがありました。要するに、こう言う友達がいたらいいなあという事だと思いますけれども、それが非常に切実につたわってきたんですよね。作品全体としても、日常に違和感を持って行きている人たちなんだろうなということ、細かいところでつたわってきましたけどもね。東くんの空笑いのシーン。最初の女性とのかけあいの部分に不思議な間があったり、そういうことも含めて、全体に共感していい作品だな、いいものを魅せてもらったなあと思った作品でした。

 

the pillow talk「腰抜けは道徳と遊んでろ」西尾佳織さん講評(グループC)

結構素直に楽しんでみていて、「腰抜けは道徳と遊んでろ」というタイトルをつけるっていいなあと思いました。やりたいことがある。意見が自分と合わなくても、そういう人なんだ、こういうことを大事だと思っている人が入ると思うと、オーーッオ網んですけど、タバコをあれだけ吸ってやりたかったんだなあと、何でも過剰に自主規制するのは嫌だなと思っているので、私はタバコをすわないのですけど、そういうのはいいなあと思っています。作品の物語として鑑賞するだけではなくて、演劇ってもっと深い関わり方ができるのですが、そういうアプローチを感じました。正直お客さんが出られる設計じゃないよなと、出たい人が出られないと上手い事いってないのではないかなと思った。狂言まわしの四男の人がいましたけど、もっと出入りしてほしかった。外でナレーターなんでという時と、たまに中に入るじゃないですか、あれが、例えば、外にいる人の体だと、触れても触れられた人は無い事にするというフィクションをつくっている。で、ふっと入ると「おい、お前」という感じで話すという二重のフィクションを行き来するみたいなことが面白い可能性を感じた。わりと外に出ているという構造がとられている。そこが、そういう本てことなのか、演出でどうとでもできるけど、なんか、もうちょっと観たかったなあ、そのあわいの感じをと思いました。ラップが入ってくるめちゃくちゃな感じも、とにかく、そういう風にしたいんだなあと言う感じがして、やっている人たちのエネルギーっていいな、本も上手いなと思いました。そんな感じでした。

 

水道代払いたい「せかいのはじめ」友田健太郎さん講評(グループC)

舞台に出る人はみんな大変な勇気があると私は思っています。この作品は特にその勇気を感じました。一人芝居であること、40分ノンストップで自分が何かしないと進まないというのはホント怖いですよね。いろいろな意味で負荷がかかるような仕組みが盛りだくさんになっていて、まあ、3−4人の役をつぎつぎにやらなくてはいけなかったり、友達と話をしているシーンから急に自分は本番真っ最中だと言うとか、切り替えとか考えても、これは本当に冒険というか、よくやったなあという感じがありました。世界制服のくだりで、ハッとさせられる発見があったりとか、楽しくいい作品だと思ってみせていただきました。

 

​シラカン「永遠とわ」西尾佳織さん講評(グループC)

 面白かったですねえ。たぶん、一番、ただお客さんとして面白く観たという感じで、それは自分で選んでやることではなくて、そういう状態になってみられたということなんですけど、センスがいい、面白かったです。ちゃんと世界があるなあと思って、私だいたい、学生がどうとかではなくて、小劇場で私やっているのですけど、作演出家がちょっとセンスがいいとか、上手な俳優さんが集っていて、そのセンスを上手に体現できるという感じなんだなと思うことが、お客さんで言った時に思うことが多いのですよ、でも、凄い集団性を感じて、れんこちゃんだったかな、聞こえるか聞こえないかみたいな人がいたんですけど、あの人は普段どうなのかなと思って、元々ああいう声の人を演出家が絶妙な感じで配役したのか、あるいは、演出家が望んでいることを俳優が絶妙な感じで掴んでやっているのか、どっちか分からないけど、ていうようなことを感じていて、取り出しやすかったから言っているのですが、いろいろなところにそういう関係を感じたことがいいなあと思いました。なんか、亜人間都市さんの時に言っていた、その、演出家がやりたいことと俳優がやりたいことの間に生まれていることに私は興奮すると同じで、集団で創っている意味が、だからことできるモノという感じがするなあと思って、衣装とか美術もいいなあと思って、衣装が本当に笑けるなあという感じだったんですけど、ぴちぴちの切ってあるズボンとか何あれと思って、なんかいろいろ、面白かったですね。分かってやっている。おとなっぽいなあと。持ち味がそのままでているんだなあという団体さんが多かったのですが、​シラカンは凄く構築されている感じがして、どのくらい意識的なのかは分からないのですが、面白いなあと思いました。題名は「えいえんとは」と読みます。

 

 

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東京学生演劇祭2016各賞は以下の通りです。

個人賞(WL友田健太郎さんより)
水道代払いたい「せかいのはじめ」

個人賞(鳥公園主宰西尾佳織さんより)
ラカン「永遠とわ」

観客賞
晩餐ヒロックス「19年、或いは20年前。」

審査員特別賞
the pillow talk「腰抜けは道徳と遊んでろ」

東京学生演劇祭2016大賞
ラカン「永遠とわ」

委員会賞第1位
ラカン「永遠とわ」

委員会賞第2位
the pillow talk「腰抜けは道徳と遊んでろ」

委員会賞第3位
晩餐ヒロックス「19年、或いは20年前。」

でした。

おめでとうございます。閉会式の写真をアップしていきます。

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ラカン「永遠とわ」
東京学生演劇祭2016大賞/個人賞(鳥公園主宰西尾佳織さんより)/委員会賞第1位

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the pillow talk「腰抜けは道徳と遊んでろ」
審査員特別賞/委員会賞第2位f:id:kojisato515:20160904212757j:plain

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晩餐ヒロックス「19年、或いは20年前。」
観客賞/委員会賞第3位f:id:kojisato515:20160904213036j:plain

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水道代払いたい「せかいのはじめ」
個人賞(WL友田健太郎さんより)f:id:kojisato515:20160904212214j:plain

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これまでの学生演劇祭は、
2016/6 札幌学生対校演劇祭 HP /  TW
2016/8 福岡学生演劇祭 HP /  TW
2016/8 京都学生演劇祭 HP /  TW
2016/8 東京学生演劇祭 HP /  TW
でした。

これからの学生演劇祭は、
2016/9 とうほく学生演劇祭 HP /  TW
2016/9 名古屋学生演劇祭 HP /  TW
2016/9 大阪短編学生演劇祭 HP /  TW
2016/10 中国地方学生演劇祭 HP /  TW
2017/1 愛媛学生演劇祭ORANGE HP /  TW
と続いて行きます。

そして、2017年2月24日〜27日にロームシアター京都 ノースホールにて第2回全国学生演劇祭(HP / TW )に繋がって行きます。各地の学生演劇祭から勝ち上がった団体が出場する全国規模のフェスティバルでは、大賞を取ったシラカンがどんな作品をやるのか今から楽しみです。