【演劇×銭湯】スイッチ総研「上野御徒町 燕湯スイッチ」2017.1.30
スイッチ総研初体験してきました。月に2回ほどお湯に入っている燕湯さんで開催された「上野御徒町 燕湯スイッチ」です。色々と事前に妄想していたイメージがあったのですが、百聞は一見に如かず、なるほど、そういうことですね。
まず、大村わたるさん(柿喰う客)と森下 亮さん(クロムモリブデン)が燕湯に馴染んでいて、いい感じでした。似合いますねえ。
上野御徒町 燕湯スイッチは、全体で30分で、女湯と男湯それぞれ15分くらいで観て回ります。私は女湯から観て回る組だったので、女湯からスタート。女湯に入ることがドキドキですが、脱衣所には、湯上りでゆったりしている女性やお化粧をしている女性がいます。
タオルを持ち上げたり、ケロリンの箱を持ち上げたり、扉を開けたりすると、それがスイッチとなって2分くらいのお芝居が始まります。スイッチが押されていない間も、自然な感じでお芝居がされていて、実はそちらも自然な芝居でいい感じでした。
いい味が出ている地元の方がスイッチを押した後の芝居を観た後のリアクションがしみじみ良くて、参加している人がみんな役者さんに見えてきました。
外に出て、街を歩くと、どこにでもスイッチがあるように思えてきました。居酒屋スイッチ、お寿司やスイッチ、喫茶店スイッチ。日常生活も日々演劇をしているようなものだなあとも思えてきました。
というわけで、私が好きなもの【演劇】と【銭湯】を掛け合わせた「上野御徒町 燕湯スイッチ」を堪能しました。
田村祐一さん(日の出湯経営者/SAVE THE 銭湯!主宰)との対談「飲み会をするなら銭湯で1次会を!」を参照していただくとなるほど銭湯が好きなんだということをお分かりいただけると思います。
かつて吉祥寺「弁天湯」を舞台にしたライブイベント「風呂ロック」がありました。そして稲荷町銭湯「日の出湯」で2017年1月25日に行われる「ダンス風呂屋」も盛り上がったようですね。
【作】スイッチ総研+上野御徒町 燕湯スイッチ研究員
【総合演出】光瀬指絵
【研究開発/出演】
大石将弘
光瀬指絵
山本雅幸
上田 遥(ハイバイ)
大村わたる(柿喰う客)
洪 雄大(中野成樹+フランケンズ)
清水みさと
多賀麻美(青年団)
森下 亮(クロムモリブデン)
森谷ふみ(ニッポンの河川)
有吉宣人
石倉来輝
荻野祐輔(東京エスカルゴ。)
島田桃依(青年団)※
日坂春奈
宮部純子(五反田団)
矢野昌幸
※研究開発のみ
and more !!
【日時】2017年1月30日(月)
①19:00~19:30
②19:30~20:00
③21:00~21:30
④21:30~22:00
全4回公演(各回限定30名・予約制)
◆30分入れ替え制
◆途中入場、途中退場可(スイッチは各回30分間稼働しております。お申込み回の上演中、お好きな時間に入退場いただけます)
◆1枚のチケットで男湯・女湯両方にご入場いただけます
私が「はくにん」と「こくにん」の争いの発端です。古崎彩夏さん劇団鋼鉄村松「オセロ王」(2017.2.1~2.5)稽古場インタビュー
花まる学習会王子小劇場での黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演!「オセロ王」作演出バブルムラマツの上演(2017.2.1~2.5)に向けて行われている稽古にお伺いして古崎彩夏さん(フリー)にお話をお聞きしました。
私が「はくにん」と「こくにん」の争いの発端です。古崎彩夏さん劇団鋼鉄村松「オセロ王」稽古場インタビュー
がっちりとしてコメディーの団体に参加するのは初めてなので、稽古をしていて楽しいです。ギャグはあまりやったことがないので、これで行こうという感じでできるだけ同じようにできるように、固めてやっています。やっている役はボケ役なので、やりきって届けられるように頑張ります。白人文化に憧れる「はくにん」と黒人文化に憧れる「こくにん」の争いの発端を担う役なので、本筋とは別の軸をちゃんと説明して、この争いがきっかけでこのオセロの戦いがあるということを見てもらいたいです。
【芝居】劇団鋼鉄村松「オセロ王」2017.2.2[木]花まる学習会王子小劇場(村松王子になりました) - 演劇×(教育×地域×採用)
【稽古レポート】劇団鋼鉄村松 黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演「オセロ王」花まる学習会王子小劇場2017.2.1(水)~2.5(日) - 演劇×(教育×地域×採用)
劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送もおすすめ。
エイベックスの長身の男性8人組グループ「SOLIDEMO」のプロデューサーナイスさとうと新千歳空港でばったりお会いしました
新千歳空港で「おおー!こうじ!」という声が聞こえてきたので、その方向を見たら、背の高い若い男性が並んでいました。
なんと、メイド イン ジャパンのアーティストが、アジアで活躍する!』を目指す、全員の身長が180cm以上という8人組男性音楽グループ「SOLIDEMO」の皆さんでした。札幌ツアーを成功させて、これから東京へ戻るところだそうです。
その中に、高校の同級生の佐藤浩輝(さとうこうき)くんがいました。
彼は、SOLIDEMOのプロデューサーのナイスさとうとして活躍しています。小劇場演劇の応援団長でもあり柿喰う客を応援されています。前に呑んだ時から気になっていたのですが、こういうたまたまがあるということは、ライブを見に行けということなんだろうなあ。
ということで、記念写真です。
「オセロ王」劇団鋼鉄村松稽古場インタビューインデックス
黄金のコメディーフェスティバルの表彰式の後に、ボス村松さんに「次回は王子ですね。稽古取材させてください」とお願いしたところ快諾頂きまして、お伺いして、インタビューさせていただきました。
バブルムラマツさん稽古場インタビュー
グレイトニュームラマツさん稽古場インタビュー
ボス村松さん稽古場インタビュー
サラリーマン村松さん稽古場インタビュー
ニュームラマツさん松稽古場インタビュー
小山まりあさん稽古場インタビュー
小野智嗣さん稽古場インタビュー
結束友哉さん稽古場インタビュー
仲田正道さん稽古場インタビュー
古崎彩夏さん稽古場インタビュー
星野良明さん稽古場インタビュー
村山新さん稽古場インタビュー
安井夏樹さん稽古場インタビュー
吉田覚丸さん稽古場インタビュー
最後に、劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送も盛り上がっていました。ボス村松さん面白いですねえ。
【稽古レポート】劇団鋼鉄村松 黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演「オセロ王」花まる学習会王子小劇場2017.2.1(水)~2.5(日)
花まる学習会王子小劇場での黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演!「オセロ王」作演出バブルムラマツの上演(2017.2.1~2.5)が近づいてきました。
劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送も盛り上がっていました。ボス村松さん面白いですねえ。
1/27にサラリーマン村松さんがこんなつぶやきをしました。
日常、ふとした時に、堀田専務ならどうするだろう、岡先生なら笑ってるのかな、木原くんは走り出すかしらん、海老澤くんは怒ったりして、とか考える。
— サラリーマン村松@劇団鋼鉄村松 (@saramatsu_no7) 2017年1月27日
真摯に生きたい。そのお手本だと思う。
かっこよくありたい人はぜひ観てほしい。老若男女問わず。
ひとつの答えがあるから。#スパイに口紅 pic.twitter.com/W3QPUslone
これを受けて、スパイに口紅主演の宮原将護さんがこんなつぶやきをしました。
◎Twitterでのご紹介
— 宮原将護 SHOGO (@shogomiya0718) 2017年1月27日
サラリーマンさん。
真摯に。
劇団鋼鉄村松へのバトンをいい形でお送り出来ればと。
あと5回出来る喜びを胸に。 https://t.co/ONS6i8YZg9
熱い。 こういうエールの交換っていいなと胸が熱くなりました。王子で「スパイに口紅」が上演されている時(1/28 14時)、都内某所では、劇団鋼鉄村松「オセロ王」の稽古が行われていました。
私が初めて劇団鋼鉄村松を観たのは、黄金のコメディーフェスティバルに参加されていた『MARK(x):まーくえっくす 』でした。「コメフェス優勝凱旋公演をするために、すでに花まる学習会王子小劇場を予約しています」というお話を開会式の時に聞いて嬉しくなったことを覚えています。閉会式でボス村松さんに「凱旋公演の稽古始まったら取材したいです」お伝えしました。
そんな経緯で「オセロ王」ってどんなお芝居なのだろうとワクワクしながら稽古場に到着しました。
稽古場には、どーんと、巨大なオセロがありました。そう、単純だけど奥深い。世界中で愛され続ける日本発の知的ボードゲーム「オセロ」です。
今回の「オセロ王」はどんなお話なのか。劇団ホームページにはこうあります。
STORY
20世紀末、今ではそれを知るものはいないが、人類は一度滅んだ。
核戦争を生き延びた一握りの日本人は白人文化に憧れる「はくにん」と黒人文化に憧れる「こくにん」に別れ、数百年の時が流れた。
新世紀324年、ネオデトロイト。人々は古代文明から発掘されたゲーム、オセロに熱狂していた。
「はくにん」と「こくにん」の対立が深まる中、一人の「こくにん」青年が「はくにん」達の開催したオセロトーナメントに出場を決める。
失われた歴史の謎、二つの民の対立、そして誕生する新たなオセロ王。
いやー、劇団鋼鉄村松ワールド(まだ1作品しか拝見していませんが・・・)な感じが滲み出ています。
CAST
ボス村松 サラリーマン村松 ニュームラマツ グレートニュームラマツ(以上 劇団鋼鉄村松)
小山まりあ 岩田美奈子(劇団☆東京SaVannaT’s) 小野智嗣 結束友哉(バンタムクラスステージ)仲田正道 林有実(ごった煮〜ず) 古崎彩夏 星野良明(留級座)村山新 安井夏樹 (Act Roots) 吉田覚丸(株式会社アリエス)
今回、通し稽古を拝見したのですが、まさに「マシュマロ感覚☆ドリーミング・ラブ」を前面に掲げたエンターテイメントオリエンテッド・パワープレイ劇団が、小劇場にあるまじきスケール感で愛と生と死と村松を2時間ノンストップで朗々と謳いあげていました。
写真をご覧ください。
グレイトニュームラマツさん
ボス村松さん
小山まりあさん
サラリーマン村松さん
ニュームラマツさん
結束友哉さん
星野良明さん
古崎彩夏さん
小野智嗣さん
吉田覚丸さん
安井夏樹さん
村山新さん
仲田正道さん
バブルムラマツさん
いかがでしょうか。写真からエンターテイメントオリエンテッド・パワープレイな稽古の雰囲気は伝わりましたか。
舞台美術と照明と音響が加わり、さらに仕上がって行ったら、どこまでいくのだろうかと期待が高まりました。
「コメディーフェスティバルで良きライバルのスズキプロジェクトバーションファイブが将棋だったので、何か関係がありますか?」とお聞きしたところ「この作品は1999年に初演なので、たまたまタイミングがあった感じです」とのことでした。
稽古の後に、お話をお聞きしました。「オセロ王」劇団鋼鉄村松稽古場インタビュー - 演劇×(教育×地域×採用)でご覧ください。
【芝居】LiveUpCapsules「スパイに口紅」2017.1.26[木]花まる学習会王子小劇場
「スパイに口紅」は第二次世界大戦前夜の満州を舞台に、史実を土台にしたフィクションです。花まる学習会王子小劇場にあの時代が存在していました。舞台である昭和通商株式会社は実在していて、こういうことがリアルにあったんだろうなと思いました。観劇後にネットで昭和通商 - Wikipediaや幻の国際商社「陸軍昭和通商」を読んだら脳内であの舞台の映像が浮かび上がってきました。それくらいリアルでした。
主演は2016年に花まる学習会王子小劇場佐藤佐吉賞で最優秀主演俳優賞に輝いた宮原将護さん。本当にあの時代を生き抜いている真っ只中にいる人が目の前に現れた感じでした。会社のリーダーとしてどうするべきか。自分が信じる道を歩む姿に共感して見ていました。
花まる学習会王子小劇場2017年新年会で、祁答院雄貴さんとお話させていただいた時に「スパイに口紅」のお話を聞いていて、期待値が高まっていました。祁答院雄貴さんが演じる海老沢幸秀にはハッとさせられました。「とても綺麗でした」と伝えたら「照明さんの力です」と謙遜されていましたが、確かに照明マジックはあるかもしれませんが、役者の力がなければあんな風にはなりません。
しかし、よくこれだけ、この物語にぴったりな役者さんを集めたなと驚くほどぴったりな俳優陣でした。舞台美術の力、衣装の力、照明の力、音響の力、そして脚本と演出の力が掛け合わさり、第二次世界大戦前夜の満州の空気感が確かにありました。
私は「知らない日本を見に行こう」というLiveUpCapsulesが実現したいことに共感しました。いつの時代にも世の為人の為に情熱を持って生きていた人がいて、その人たちが夢見た世界に今自分たちが生きています。歴史を学ぶということ、彼らの情熱を感じることなのだと思います。LiveUpCapsulesの舞台を見てから教科書を読むともっともっと知りたくなると思います。これからのLiveUpCapsulesの作品が楽しみです。
残りあと5ステージです。このお芝居を見た友人と「お前だったらどうする?」と語り合いたいです。
27金 19時半
28土 14時・19時
29日 13時・17時
劇場の階段では、LiveUpCapsules「線と油絵具」の写真展が開催されていました。とても素敵な写真でした。
最優秀主演男優賞 宮原将護さん(大人の麦茶)/最優秀舞台美術賞 鎌田朋子さん/優秀脚本賞 村田裕子さん/優秀照明賞 今西理恵さん/優秀衣装賞 おめでとうございました。
花まる学習会王子小劇場としても押しプログラムということで花まる学習会王子小劇場TVで3回放送されています。3つ目の放送は、舞台を見てから見た方がいいですよ。
劇団さんいらっしゃい「LiveUpCapsules」
LiveUpCapsules「スパイに口紅」告知!
ネタバレ注意!LiveUpCapsules「スパイに口紅」
アフタートーク風プログラム
LiveUpCapsules「スパイに口紅」
2017.1.26[木]花まる学習会王子小劇場
【脚本・演出】村田裕子
【出演】宮原将護(大人の麦茶)、祁答院雄貴(アクトレインクラブ)、遠藤綱幸、桂弘、菊地真之、検崎亮、虎玉大介、杉山雅紀、橘颯(劇団俳小)、高山和之(くろいぬパレード)、山田隼平(劇団AUN)、弓削郎
【内容】大日本帝国時代。
国に秘密裏に鍛え上げられた諜報員たちがいた。
メールも携帯も、ファックスさえも無い時代、彼らの諜報活動は如何なるものであったのか。
そして命を賭した先に或るは、他国への侵略か、祖国の滅亡か。
生き残るのは、誰だ。
僅かに残された記録から着想を得た、壮大なるスパイ・フィクション
2017年の観劇予定と実績
佐藤孝治の観劇の予定はこのようになっています。予告なく変更する場合もございます。ご一緒できる日がありましたら、ご連絡をください。ご一緒させてください。
- 【芝居◉】マジメイト「マジメですがなにか?」2017.2.12[日]花まる学習会王子小劇場(17:00)
- 【芝居】劇想からまわりえっちゃん「溶けて解せない」2/15[Wed]19:30
- 【芝居】カムヰヤッセン 淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について 2017年2月16日(木)
- 【芝居】白昼夢「ラフレシア」2017.2.25[土]花まる学習会王子小劇場(13:00)
- 【芝居】犬と串 case.16「Peach」作・演出モラル シアター風姿花伝 2017年2月26日(日)19:00
- 【芝居】新作公演「もれなく漏れて」第27回下北沢演劇祭 参加作品 ぬいぐるみハンター 2017年2月26日(日)14:30
- 【芝居◉】東京ムムムカンパニー第5回公演『ら抜きの殺意』2017年4/12~4/16荻窪小劇場【4/12 (水) 19:30】
- 【芝居】Dr.MaDBOY第六回本公演「山に名前をつける話」(タイトル未定)2017.4.19[水]-4.23[日]花まる学習会王子小劇場にて上演予定
- 【芝居】劇団晴天「人間機械より夜空へ」2017.12.23[土]-2017.12.30[土]花まる学習会王子小劇場
観劇履歴
- 劇団鋼鉄村松「オセロ王」2017.2.2[木]花まる学習会王子小劇場
- 結城企画 第2回公演「くるみ割れない人間」 脚本・演出 モラル(犬と串)2017年1月31日[火]下北沢 OFF・OFFシアター
- スイッチ総研「上野御徒町 燕湯スイッチ」2017.1.30
- LiveUpCapsules「スパイに口紅」2017.1.26[木]花まる学習会王子小劇場
- バージョンファイブ本公演【Another-D】2017.1.25[水]中目黒ウッディシアター / 稽古レポート
- 集団asif『果樹の在処』2017.1.21[土]シアターグリーンBOX IN BOX THEATER
- 演劇企画ハッピー圏外 『 今、此処より、明るい夜をこえて 』2017.1.21[土]シアターグリーン BIG TREE THEATER
- 前川麻子×冗談だからね。「飛ばない教室 または、わたしのいないその場所」2017.1.20[金]東中野 RAFT
- (劇)ヤリナゲ第9回公演「モニカの話」2017.1.19[木]STスポット
- 深夜ガタンゴトン「ぬるい体はかたくなる」2017.1.5[木]花まる学習会王子小劇場
- 柿喰う客 2016-2017新作本公演『虚仮威』2017.1.3[火]本多劇場