演劇×(教育×地域×採用)

花まる学習会王子小劇場の企画発起人の佐藤孝治の観劇ブログです。

私が「はくにん」と「こくにん」の争いの発端です。古崎彩夏さん劇団鋼鉄村松「オセロ王」(2017.2.1~2.5)稽古場インタビュー

花まる学習会王子小劇場での黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演!「オセロ王」作演出バブルムラマツの上演(2017.2.1~2.5)に向けて行われている稽古にお伺いして古崎彩夏さん(フリー)にお話をお聞きしました。

私が「はくにん」と「こくにん」の争いの発端です。古崎彩夏さん劇団鋼鉄村松「オセロ王」稽古場インタビュー

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がっちりとしてコメディーの団体に参加するのは初めてなので、稽古をしていて楽しいです。ギャグはあまりやったことがないので、これで行こうという感じでできるだけ同じようにできるように、固めてやっています。やっている役はボケ役なので、やりきって届けられるように頑張ります。白人文化に憧れる「はくにん」と黒人文化に憧れる「こくにん」の争いの発端を担う役なので、本筋とは別の軸をちゃんと説明して、この争いがきっかけでこのオセロの戦いがあるということを見てもらいたいです。

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【芝居】劇団鋼鉄村松「オセロ王」2017.2.2[木]花まる学習会王子小劇場(村松王子になりました) - 演劇×(教育×地域×採用)

【稽古レポート】劇団鋼鉄村松 黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演「オセロ王」花まる学習会王子小劇場2017.2.1(水)~2.5(日) - 演劇×(教育×地域×採用)

劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送もおすすめ。

 

エイベックスの長身の男性8人組グループ「SOLIDEMO」のプロデューサーナイスさとうと新千歳空港でばったりお会いしました

新千歳空港で「おおー!こうじ!」という声が聞こえてきたので、その方向を見たら、背の高い若い男性が並んでいました。

なんと、メイド イン ジャパンのアーティストが、アジアで活躍する!』を目指す、全員の身長が180cm以上という8人組男性音楽グループ「SOLIDEMO」の皆さんでした。札幌ツアーを成功させて、これから東京へ戻るところだそうです。

その中に、高校の同級生の佐藤浩輝(さとうこうき)くんがいました。

彼は、SOLIDEMOのプロデューサーのナイスさとうとして活躍しています。小劇場演劇の応援団長でもあり柿喰う客を応援されています。前に呑んだ時から気になっていたのですが、こういうたまたまがあるということは、ライブを見に行けということなんだろうなあ。

ということで、記念写真です。

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「オセロ王」劇団鋼鉄村松稽古場インタビューインデックス

黄金のコメディーフェスティバルの表彰式の後に、ボス村松さんに「次回は王子ですね。稽古取材させてください」とお願いしたところ快諾頂きまして、お伺いして、インタビューさせていただきました。


バブルムラマツさん稽古場インタビュー

グレイトニュームラマツさん稽古場インタビュー

ボス村松さん稽古場インタビュー

サラリーマン村松さん稽古場インタビュー

ニュームラマツさん松稽古場インタビュー

小山まりあさん稽古場インタビュー

小野智嗣さん稽古場インタビュー

結束友哉さん稽古場インタビュー

仲田正道さん稽古場インタビュー

古崎彩夏さん稽古場インタビュー

星野良明さん稽古場インタビュー

山新さん稽古場インタビュー

安井夏樹さん稽古場インタビュー

吉田覚丸さん稽古場インタビュー

最後に、劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送も盛り上がっていました。ボス村松さん面白いですねえ。



 

 

【稽古レポート】劇団鋼鉄村松 黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演「オセロ王」花まる学習会王子小劇場2017.2.1(水)~2.5(日)

花まる学習会王子小劇場での黄金のコメディフェスティバル最優秀受賞凱旋公演!「オセロ王」作演出バブルムラマツの上演(2017.2.1~2.5)が近づいてきました。

劇団さんいらっしゃい「劇団鋼鉄村松」の放送も盛り上がっていました。ボス村松さん面白いですねえ。

1/27にサラリーマン村松さんがこんなつぶやきをしました。

これを受けて、スパイに口紅主演の宮原将護さんがこんなつぶやきをしました。

熱い。 こういうエールの交換っていいなと胸が熱くなりました。王子で「スパイに口紅」が上演されている時(1/28 14時)、都内某所では、劇団鋼鉄村松「オセロ王」の稽古が行われていました。

私が初めて劇団鋼鉄村松を観たのは、黄金のコメディーフェスティバルに参加されていた『MARK(x):まーくえっくす 』でした。「コメフェス優勝凱旋公演をするために、すでに花まる学習会王子小劇場を予約しています」というお話を開会式の時に聞いて嬉しくなったことを覚えています。閉会式でボス村松さんに「凱旋公演の稽古始まったら取材したいです」お伝えしました。

そんな経緯で「オセロ王」ってどんなお芝居なのだろうとワクワクしながら稽古場に到着しました。

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稽古場には、どーんと、巨大なオセロがありました。そう、単純だけど奥深い。世界中で愛され続ける日本発の知的ボードゲームオセロ」です。

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今回の「オセロ王」はどんなお話なのか。劇団ホームページにはこうあります。

STORY
​20世紀末、今ではそれを知るものはいないが、人類は一度滅んだ。
核戦争を生き延びた一握りの日本人は白人文化に憧れる「はくにん」と黒人文化に憧れる「こくにん」に別れ、数百年の時が流れた。
新世紀324年、ネオデトロイト。人々は古代文明から発掘されたゲーム、オセロに熱狂していた。
「はくにん」と「こくにん」の対立が深まる中、一人の「こくにん」青年が「はくにん」達の開催したオセロトーナメントに出場を決める。
失われた歴史の謎、二つの民の対立、そして誕生する新たなオセロ王。

劇団鋼鉄村松WEB

いやー、劇団鋼鉄村松ワールド(まだ1作品しか拝見していませんが・・・)な感じが滲み出ています。

CAST
ボス村松 サラリーマン村松 ニュームラマツ グレートニュームラマツ(以上 劇団鋼鉄村松

小山まりあ 岩田美奈子劇団☆東京SaVannaT’s) 小野智嗣 結束友哉バンタムクラスステージ仲田正道 林有実ごった煮〜ず) 古崎彩夏 星野良明留級座村山新 安井夏樹 (Act Roots) 吉田覚丸株式会社アリエス

今回、通し稽古を拝見したのですが、まさに「マシュマロ感覚☆ドリーミング・ラブ」を前面に掲げたエンターテイメントオリエンテッド・パワープレイ劇団が、小劇場にあるまじきスケール感で愛と生と死と村松を2時間ノンストップで朗々と謳いあげていました。

写真をご覧ください。

 

グレイトニュームラマツさん

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ボス村松さん

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小山まりあさん

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サラリーマン村松さん

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ニュームラマツさん

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結束友哉さん

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星野良明さん

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古崎彩夏さん

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小野智嗣さん

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吉田覚丸さん

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安井夏樹さん

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山新さん

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仲田正道さん

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バブルムラマツさん

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いかがでしょうか。写真からエンターテイメントオリエンテッド・パワープレイな稽古の雰囲気は伝わりましたか。

舞台美術と照明と音響が加わり、さらに仕上がって行ったら、どこまでいくのだろうかと期待が高まりました。

「コメディーフェスティバルで良きライバルのスズキプロジェクトバーションファイブが将棋だったので、何か関係がありますか?」とお聞きしたところ「この作品は1999年に初演なので、たまたまタイミングがあった感じです」とのことでした。

稽古の後に、お話をお聞きしました。「オセロ王」劇団鋼鉄村松稽古場インタビュー - 演劇×(教育×地域×採用)でご覧ください。

 

【芝居】LiveUpCapsules「スパイに口紅」2017.1.26[木]花まる学習会王子小劇場

「スパイに口紅」は第二次世界大戦前夜の満州を舞台に、史実を土台にしたフィクションです。花まる学習会王子小劇場にあの時代が存在していました。舞台である昭和通商株式会社は実在していて、こういうことがリアルにあったんだろうなと思いました。観劇後にネットで昭和通商 - Wikipedia幻の国際商社「陸軍昭和通商」を読んだら脳内であの舞台の映像が浮かび上がってきました。それくらいリアルでした。

主演は2016年に花まる学習会王子小劇場佐藤佐吉賞で最優秀主演俳優賞に輝いた宮原将護さん。本当にあの時代を生き抜いている真っ只中にいる人が目の前に現れた感じでした。会社のリーダーとしてどうするべきか。自分が信じる道を歩む姿に共感して見ていました。

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花まる学習会王子小劇場2017年新年会で、祁答院雄貴さんとお話させていただいた時に「スパイに口紅」のお話を聞いていて、期待値が高まっていました。祁答院雄貴さんが演じる海老沢幸秀にはハッとさせられました。「とても綺麗でした」と伝えたら「照明さんの力です」と謙遜されていましたが、確かに照明マジックはあるかもしれませんが、役者の力がなければあんな風にはなりません。

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しかし、よくこれだけ、この物語にぴったりな役者さんを集めたなと驚くほどぴったりな俳優陣でした。舞台美術の力、衣装の力、照明の力、音響の力、そして脚本と演出の力が掛け合わさり、第二次世界大戦前夜の満州の空気感が確かにありました。

私は「知らない日本を見に行こう」というLiveUpCapsulesが実現したいことに共感しました。いつの時代にも世の為人の為に情熱を持って生きていた人がいて、その人たちが夢見た世界に今自分たちが生きています。歴史を学ぶということ、彼らの情熱を感じることなのだと思います。LiveUpCapsulesの舞台を見てから教科書を読むともっともっと知りたくなると思います。これからのLiveUpCapsulesの作品が楽しみです。

残りあと5ステージです。このお芝居を見た友人と「お前だったらどうする?」と語り合いたいです。

27金 19時半
28土 14時・19時
29日 13時・17時

劇場の階段では、LiveUpCapsules「線と油絵具」の写真展が開催されていました。とても素敵な写真でした。

最優秀主演男優賞 宮原将護さん(大人の麦茶)/最優秀舞台美術賞 鎌田朋子さん/優秀脚本賞 村田裕子さん/優秀照明賞 今西理恵さん/優秀衣装賞 おめでとうございました。

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花まる学習会王子小劇場としても押しプログラムということで花まる学習会王子小劇場TVで3回放送されています。3つ目の放送は、舞台を見てから見た方がいいですよ。

劇団さんいらっしゃい「LiveUpCapsules」

LiveUpCapsules「スパイに口紅」告知!

ネタバレ注意!LiveUpCapsules「スパイに口紅」
アフタートーク風プログラム


LiveUpCapsules「スパイに口紅」

2017.1.26[木]花まる学習会王子小劇場

【脚本・演出】村田裕子

【出演】宮原将護(大人の麦茶)、祁答院雄貴(アクトレインクラブ)、遠藤綱幸、桂弘、菊地真之、検崎亮、虎玉大介、杉山雅紀、橘颯(劇団俳小)、高山和之(くろいぬパレード)、山田隼平(劇団AUN)、弓削郎  

【内容】大日本帝国時代。

国に秘密裏に鍛え上げられた諜報員たちがいた。
メールも携帯も、ファックスさえも無い時代、彼らの諜報活動は如何なるものであったのか。
そして命を賭した先に或るは、他国への侵略か、祖国の滅亡か。
生き残るのは、誰だ。

僅かに残された記録から着想を得た、壮大なるスパイ・フィクション

LiveUpCapsules | ライブアップカプセルズ

2017年の観劇予定と実績

佐藤孝治の観劇の予定はこのようになっています。予告なく変更する場合もございます。ご一緒できる日がありましたら、ご連絡をください。ご一緒させてください。

観劇履歴

 

【芝居】スズキプロジェクトバージョンファイブ本公演「Another-D」(アナザー・ディー)2017.1.25(水)中目黒ウッディシアター

スズキプロジェクトバージョンファイブ本公演「Another-D」(アナザー・ディー)は、新しいニュース番組の生放送のスタジオで繰り広げられるアシスタントディレクターのみくの成長物語でした。

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スズプロのお芝居は、ネタバレ注意なので、何を書くべきか考えていると、結局「面白かった、観た方がいいよ」としか書けなくなります。ですので、ネタバレしない感じで、思ったことを徒然なく書いて見ることにします。

色々とツボなポイントがあるのですが、まず、すずきつかささんが演じる鈴木の変なおじさんっぷりがたまりません。本筋とは全然関係ない感じのキャラクターなんですが、物語に絶妙に絡んでくるあたりがいいですねえ。じわじわと来ます。

主人公のみくを演じる南衣舞さんキラキラしていた。夢に向かって一生懸命頑張るってやっぱりいいなあ。金子和稔さんの自由演技タイムが見ものです。これを見るためにもう一回行きたい。じぇーむすさんの見た目とセリフと行動にギャップがあるキャラクターが愛らしい。乱さんは、ああいうディレクターいるなといういかにもなキャラ。後半かっこよかった。瓜竜健司さんはやはり迫力ありますね。振り向いただけで、迫力があります。いつ包丁が刺さって血だらけになるのだろうかと思いながら観ていました。齋藤航さんは登場した瞬間に笑いが起きていましたが、面白オーラがすごい。でも着替えて普段着になると面白オーラは消えておしゃれな人に変身するんですよね。役者さんだな。長内和幸さんは不思議な存在という難しいやくどころで、他のお芝居はどんなものに出るのかなと思って調べたら「年内最初で最期の舞台になります」とあった。来年はやるのかな。同じく難しいやくどころの林友紀さんの普通のお母さん役とか観て見たいと思いました。坂本一敏さんはなぜかどこかであったことがあるような感覚がずっとあったのですが、坂本一敏 - Wikipediaを見たら、一流企業のCMやパンフやポスターのモデルをやられていました。なるほど、それを見ていたのですね。林里容さんはご本人もおっしゃっていましたが、いいところがなくてぶち壊してしまいます。間違いなくいいところを見せることができる役者さんなのだと思いました。外国人のふりをする女のキャラを演じる矢口愛奈さんは林里容さんとの愛人っぷりがぶっ飛んでました。若尾桂子さんは、女子アナの裏表を嫌な気持ちになる程大袈裟に演じられていました。イマダトムさん、なるほどですね。そういうことですか。

「Another-D」を観ていて後半の流れは、いい意味で新喜劇を観ているような感じでした。稽古を拝見していたので、とても楽しみにしていましたが、安心して笑わせていただきました。

ちなみに、スズキプロジェクトバージョンファイブさんとのご縁は福井柑奈さんが出演された「成増ダンスレボリューション」でした。友人の徳田博丸さんと一緒にプロジェクトをしているあないこうじさんから「うちの福井柑奈(ポンバシwktkメイツ)が東京で舞台に出るから是非観に行ってやってください」とスズキプロジェクトバージョンファイブ本公演「成増ダンスレボリューション」をご紹介頂いたのが、昨年の春でした。今回は福井柑奈さんは娘役でした。岡山・湯郷温泉観光大使に就任して、いろいろな経験をして、成長されていました。

スズキプロジェクトバージョンファイブさんとのご縁を繋いでくださったあないこうじさんと観劇後に一献傾けることができました。どういう経緯でご当地アイドルで町おこしをするようにやったのかの謎が解明しました。

ということで、結論としては、面白かった、観た方がいいですよ。

稽古場で撮影させてもらったメッセージを観ていただくと座組みの雰囲気がお判りいただけると思います。

www.youtube.com

スズキプロジェクトバージョンファイブ本公演「Another-D」(アナザー・ディー)

脚本 石田明 廣瀬はつき
演出 すずきつかさ

2017.1.25(水)~31(火)

出演:
イマダトム
劇団ICHIGEKI☆必殺
瓜竜健司
長内和幸
齋藤航
坂本一敏
林里容
林友紀
福井柑奈
南衣舞
矢口愛奈
若尾桂子
50音順)
<スズキプロジェクトバージョンファイブ>
すずきつかさ

じぇーむす
金子和稔

 

suzukipj2013.wixsite.com